Rain dog 日々徒然 風に吹かれて気の向くままに

日々感じたことをつらつら書き綴っていきたい。音楽、植物を中心に。

スチール・パン

2013-09-22 13:37:22 | 音楽
スチール・ドラム、アメリカへ行った時、街角などでどこでも見かけた様に思うが、トリニダードトバコ生まれの楽器だそうだ。 トリニダードトバコはイギリスの植民地で、宗教上の理由でドラムはダメで、大陸から連れてこられたアフリカ系の人達が何とか打楽器を、と創意工夫する中で生まれたものらしい。

少し前に中南米のどこかでフランス系のプランテーションの農場主達が政変で追われてその場所に住み着き、フランスのルーテル派(たぶんルターの系統)はドラムOKだったので南米生まれの音楽の一つ(名前は残念ながら失念した)が生まれた、という話をラジオで大層面白いと思って聞いたのだった。 最近名前が覚えきれない程中南米発の様々な音楽が日本でも聴かれる様になったが、これには旧宗主国におけるキリスト教と複雑に絡みながら発達した事が背景にあったと知って目からウロコの日々なんである。

アメリカクラシック音楽♪♪の先駆者、マリアン・アンダーソン

2013-09-22 09:28:45 | 音楽
高校の頃、姉の英語の先生で同和教育に熱心な先生がいて、投げ入れ教材で、マリアン・アンダーソンの自伝を取り上げた。

ヨーロッパツアー中、トスカニーニに「百万人に一人の声」と絶賛されながら1950年前後だろうか、アメリカ国内でまだまだ非常に厳しかった差別に苦しみながら、黒人で初のクラシック音楽家としてたった女性、と記憶している(ネットには先駆者としか書かれていなかったので、標題はそれに倣った)。
感化された私は彼女のレコードも買った。


カラオケ体験

2013-09-22 08:17:26 | 音楽
この間から二度カラオケボックスを体験して痛感した事。

私が好んで聴く曲はスローバラードが多い事。従って歌うだけなら歌えなくはない。が、

スローバラードであればこそ、歌の上手、下手ではないな、説得力みたいなものの有る無しが見事に露呈する。

この間はジャニス・ジョプリンも歌ってみたのだ。MOVE OVER.最初は歌うだけなら歌える事にちょっとびっくりもしたのだが。自分の歌のあまりの魂のなさに情けなくなり、これは中断しました、ハイ。

フィービ・スノウ

2013-09-22 08:09:49 | 音楽
夕べバラエティー番組のバックにフィービ・スノウが流れた。フィービ・スノウをBGMに流してくれるというのも嬉しく、最近のフィービを知りたくなりネットを繰ってみると

何と〓亡くなっていた。しかもその記事が書かれたのはつい最近だが、亡くなったのは去年の事のようだ。1950-2010 、享年60才。一般的に言えば60、夭折とは言わないだろうけれど、〓信じられない、余りに早すぎる死だ。

重篤な障害を持った娘が生まれて、その介護に懸命に取り組んでいるという事は知っていたが、娘が生まれたのはアルバムを出した直後で、結局それからは表だった歌手活動はしていなかったようだ。
しかし地味ながら活動はあったが広く知られる事はなかったようだ。日本には彼女のWikipediaすらない。

三才までしか生きられないといわれた娘さんは三十過ぎまで生き、それをみとるようにフィービも亡くなったという感じかな。

ジブリ映画「風立ちぬ」

2013-09-22 06:46:16 | 音楽
美しい朝焼けの空に一寸の狂いなく編成された、美しさに息を飲む様な飛行機の隊列が現れる。 暫くして下方から砲撃が始まる。 その隊列は次々撃ち落とされていく。ゲームさらがらそれはあっという間だ。五分もかかっただろうか。 飛行機に載っていた兵士達の母親達には決して見せられない、とっさに私はそう思ったのだが、「風立ちぬ」でのカプローニとの最後の場面はこの実写の映像をまざまざと思い出させた。