イラストレーターあらいしづかのblog『トナカイのヤカイ』

イラストレーターのあらいしづかが、お仕事・近況・展示などを書いています。
(かつての子育て日記は、爆笑ものです)

おたふく、あなどれず

2006年11月29日 | 子育て日記
   ごぶさたでした・・。

   おたふく風邪、あっさり一週間で終わる予定でした。
   ところが、5日経過してすっかり熱もなく、元気にしていたのに、
   熱がぶり返し、ぐったり・・・。

   祝日をはさんで、次の日行きつけの小さい小児科から
   「髄膜炎の危険あり。要検査!」と通告。
   その足で総合病院へ。

   病院では今まで見たこともない位ぐったりして、
   隔離された待ち合いのイスで横になる娘。

   結局は、血液検査のみで髄液を取るため腰から注射をしなくて
   済んだのですが、なんだか急な非常事態で私も精神的パニック状態。

   一時間経過後、血液検査の結果が出て「経過観察」にとどまり、
   ホッと一息。

   昼間はぐったりで何も食べず横になるのみ・・・。
   かわいそうー母な心配の絶頂に。

   ところが、たくさん寝た夕方、
   「食べられないけど、少しでも食べさせたきゃ」とうどんを煮て口に運ぶと、
   ぺろり、ぺろり・・・。
   子供お椀に3杯お代わりしました娘。

   そして、翌朝同じうどん2杯お代わりして、熱まで下がり
   昨日の重病な薄幸な娘・・はどこへやら、元気はつらつ自分で
   歩き回れるほどにいつの間にか回復。

   病院でも「もうだいじょうぶだね。子供は悪くなるのも早いけど、 
   良くなるのも早いんだよね。」と言われ、母どーーーっと疲れました。
  
   結局通算10日間、娘保育園休んでウチにいました。
   顔腫れて発熱→回復→発熱→ぐったり、髄膜炎疑惑→うどんで回復と
   ジェットコースターのような10日間でした。

   すっかり暦も12月に限りなく近くなり、昨日久々に1人で外に出たら
   巷がクリスマスの飾り付けで飾られ、暖かそうなコートをみんな着ていました。

   おたふく、あなどれず・・。
  
   少し元気になったからと言って、おたふく仲間とランチしたり、
   誰もいない公園で遊ばせたり、今度からしないようにしよう・・と
   1人反省をした母でありました。
   

   
   

小リス出現で一週間お休み

2006年11月20日 | 子育て日記
   保育園で大流行でした。

   そう先週の金曜から「おたふく風邪」になりました、娘。
   病気自体全然大したことなく、熱が2日出て
   あとは左側だけリスが木の実を含んだように、ふくれているのみ。

   ただし、おたふく風邪はそのふくらみが治まる一週間くらい
   病院から治癒証明もらわないと、保育園には通えません。

   元気な娘。でも近所の公園でおおっぴらに遊べない。
   お昼寝中仕事をしようとすると、すぐ起きて
   「ママー!!」と叫ぶので仕事もできない・・・。

   なので今週はこのブログもお休みさせていただきます。
   明日あたりばーばさまにお願いして見てもらうしかないようです。

   ちなみに今日は保育園の「おたふく」仲間のお宅に初めて呼ばれて
   おたふくランチしましたが。

   来週、今度は娘とのべったり生活でへろへろになったワタシが
   ダウンしていないことを祈って下さいませ。

女優魂

2006年11月17日 | 子育て日記
   毎夕、日中の保育園の様子を先生が書いてくれるボードが
   あります。

   ここのところ、
  「今日は13才になってお買い物ごっこ用のアイスクリームを作りました」
   などと、自分が大人になって(13才は大人らしい)遊びをすることが
   マイブームらしいのです。

   昨日、早めにお迎えに行くと先生がゆっくりと
   いつもの娘の様子を話してくれました。

   「積み木を携帯に見立てて、首にはさむように持って、
    『~なのよー。でも~だからー。じゃそういうことで。』
    なんて、お姉さんぽく話しているんですよ」と。

   娘が産まれるまで、ずっと男の子だけの生活しかしていなかったので、
   母親のワタシもどちらかといえば、男っぽい。
   だから、日常的に「~なのよねー」とか「~で困っちゃう」などという
   女の人っぽい言葉を使っていないはず。

   ところが、
   娘は生まれながらに(絶対DNAに入っていたとしか思えない)、
   ピンクが好き・フリフリが好き・ハイヒールが好き。

   このところ、表情も豊かになってきて「女優魂」にも火がついたよう。

   さてさて、ワタシとだんなのDNAで絶対からだは大きくなるはず。
   170cm以上の身長になって小学校時代はプクプクしても
   「もーこまっちゃう?」なんて言っていられるのか、と
   心配であります。

侮蔑(ぶべつ)のポーズ

2006年11月15日 | 子育て日記

   最近、いろいろなへんな顔をします。
  
   家族がウケてしまったのでそれ以来、手をかえ品をかえ、
   変幻自在に表情を作ります。

   しぐさもいろいろと凝っているようです。
   
   突然、変なことをするのでこちらは不意をつかれて
   笑ってしまいます。それが娘の思うつぼ・・・。

   ウケたと思って何度も何度も同じことを繰り返すのは
   幼児さんの悪いクセ。

   「いやだよ~~~(笑)」とイラストのポーズをして、
   また笑わされて、今これ毎日のようにやってマス。

   『侮蔑(ぶべつ)のポーズ』
   ウチではこう呼んでいます。円満な雰囲気の時にやられると
   笑いを誘われますが、こっちが怒っている時は、
   むかっ腹がたつこのしぐさ。

   家庭に波風を立てたい時、試してみて下さい・・・。

工作の延長

2006年11月13日 | 子育て日記
   
   毎月子供と一緒に工作を作る!
   たしか、このブログで宣言してしまったはず。
 
   だけど、なかなかできないもんです。
   そのためには、下準備なども必要だし・・・。

   なので、先週の土曜日は一日中雨でどこも出られないのも手伝って、
   時間持て余し気味な娘とドーナツ作りました。

   「はじめてさん、ぶきっちょさんのための
    わっ、うれしい。世界一かんたんでおいしい100円おやつ150品」
                       主婦の友生活シリーズ
   というおちょくってんのかい!というタイトルの本を参考にしました。

   ホットケーキミックスに卵・牛乳・バターを入れて混ぜて、寝かして、
   まるめて揚げました。あっという間に出来上がり。

   でも、二人揃ってエプロンして、作業するということだけで、
   娘のモチベーション上がりまくり。

   小さなまるまるに丸めるのが、意外にうまくてびっくりです。
   娘が丸めているそのホットケーキミックスのタネは、さながら
   小麦粘土。
  
   おいしそう~というより、うまく形になったな、という工作の延長。

   作って楽しく、食べておいしく。
   あとは全部お腹の中に入って行って、ゴミも出ない。

   何たって↑「世界一かんたんで・・」というお菓子しか作れない母ですが、
   (どうもお酒の方が好きなクチでして・・・)
   ぼちぼちやって行こうかな、と消極的に思っています。

   【おまけ】
   写真は丸めたホットケーキミックスです。
   みなさん、かんたん工作・かんたんお菓子の作り方教えて下さいね~。
   
   
   

   

   

ほめほめの連鎖

2006年11月10日 | 子育て日記
   
   ウチの保育園、ちょっと変わってマス。
   以前にもここで書きましたが、けっこうおもちゃが知育物っぽい。
   
   LaQ(らきゅう)というブロック
   http://www.ejisonnotamago.com/zome&LaQ.htmや、
   幾何学模様の塗り絵や、ビーズ、10cm×2cm×1cmくらいの
   木のブロックが無数にあったり。

   なので、どの子も大人の目から見ても器用デス。

   そして、毎朝「お集り」の時、あいさつ・みんなの名前を呼んだ後、
   昨日の作品を紹介するらしいんです。
  
   娘、家に帰って来てそれを再現していました、得意げに。

   娘「これは、誰が作ったのかな?」と作品を掲げます。もちろん先生役。
   母「まいちゃんです~」
   娘「これは、猫ちゃんかな~。とっても上手に描けてますね~」

   こんな風にして毎朝、先生がほめてくれるそうです。

   なんかいいなあ~。
   悪い所ってすぐ見つけられるけど、いい所を捜してでもほめるって。
   
   そしたら、娘こんな事言ってました。
   「○○ちゃんのお姉ちゃんたら、絵を見て『へたくそ』って
    言ったらしいんだよ。悲しい気持ちになっちゃうよねー」って。

   ウソでもいいから、ほめてあげる。
   それでやる気が出るのなら、それに越した事ないですよね。
   いいね~、きれいね~、すてきね~・・・。
   じゃんじゃん言ってその気にさせる、言ってるこちらもいい気分。
   ほめほめの連鎖。あなたもいかが?

   
   【おまけ】
    クリスマスはどう過ごします?
    
    ノニノコふたりのHAND展 http://www.megaweb.gr.jp/Event/Xmas2006/
    12/2に申し込んでみました。クリスマスツリーの飾り作れたらいいな~。

40才になったら・・・

2006年11月08日 | 子育て日記
   すでに40を越えてます、ワタシ。

   年々新作の洋画の俳優さんの名前が覚えられなくなっています。
   子供が寝てから趣味のソーイングをしていたのも夢のよう。
   今じゃ、娘と一緒に10時半には就寝する体力減退な毎日。

   だけど、
   「40才になったら、ママみたいに大きくなれる?」
   「40才になったら、ママみたいにこんな靴(ローヒール)はける?」
   事あるごとに娘が私を見上げながら言います。
   
   娘には40才(すでに越してますが、40才と娘には言っています)が
   大人の女の人の基準であるようです。

   もう40だからさあ・・・。
   つい同年代の友達同士で話していると、ネガティブな要素として
   年齢の話をしてしまうけど、
   4才にとってみれば、40才はあこがれの年齢らしいのです。

   いつの日か、
   「もう、ママそれおばさんくさい~」などと語尾を上げて
   批判される日まで、ポジティブに40代を過ごしてもいいかもね、
   と前向きになれた娘の言葉でした。
   


   おまけ【立冬】
   11/7。暦の上では、冬。
   毎朝夕は、日中と比べ物にならないくらい寒くなりました。
   今日あたりストーブと加湿器出す予定。
  
   11/27はちなみに小雪(しょうせつ)って言うらしいです。

子供孝行?親孝行?

2006年11月06日 | 子育て日記
   
   3連休いかがお過ごしでしたか?

   うちは真ん中の土曜日、おばあちゃん(実母)と娘と多摩動物公園に
   行って来ました。

   いつ行ったか忘れたほど、行っていなかった多摩動物公園。
   園内を自然の姿で綱渡りする「オランウータン」がこの頃有名です。
   また、アフリカ園・アジア園・オーストラリア園・昆虫園などにエリア分けされ、
   数多くの動物達を見る事が出来ます。

   アフリカ園では、キリンが10頭くらい広い敷地に離されて圧巻。
   自然の動物の大きさにびっくりでございました。

   さてさて、この企画、母(以下ばーば)がずっと暖めていたものです。
   娘が産まれた時から「一緒に動物園行きたいね~」と念仏のように
   言っておりました。

   だもんで、当日電車とモノレールを乗り継いで向かった訳なのですが、
   電車の中からもうすでにハイテンション。
   朝早くから息子(サッカーの試合)・だんな(仕事)+3人分=5人分の
   お弁当を作るため6時起きした私は電車でもうすでにダウン気味。
   ばーばのおしゃべりについて行くのがやっとの状態。

   そして、動物園到着。
   のっけからのぼり坂、しかしつかみの「モルモット抱っこ」エリアまで
   どうにか到着し、娘モルモットを抱きご満悦。

   そして・・・、まだ11時なのにお弁当。
   娘朝興奮でほとんど食べておらず、機嫌が悪くなりそうだったので
   血糖値上げる意味で「ハイハイ~」と敷物を敷きお弁当タイム。

   そこから数々の動物達がお目見えするのですが、
   余りに大きな動物は娘の視界に入り込めず、全然乗って来ません。
   レッサーパンダの赤ちゃんやら、近くで見られる動物しか興味なし。

   でも、楽しそうに「ほら、ぞうさん大きいね~!」とか「トラもすごいね」と
   話しかけるばーば。

   娘は道々に設置してある使わなくなった電車に乗っては
   「ハイ出発で~す」とそちらの方がお気に入りのよう。

   娘のために大人二人、動物園見学。
   でも、実は母のために動物園見学?

   とりあえず、広い自然の中、お弁当食べてよく歩いて、
   よくおしゃべりしてみんな楽しく一日を過ごせて、
   よかったよかった、の休日でした。
   

来夏までのタイムカプセル

2006年11月01日 | 子育て日記
   今日から11月です。
   
   ずっとしなくちゃと思いつつ、していなかった「衣替え」。
   天気もよく切りのいい日なので、決行しました。

   とりあえず、冬物は出しておいて陰干しもして、
   すぐ入れればいいのに、そのまま放置すること1週間。

   なので、要は押し入れの衣装ケースを引っぱり出して
   入れ替えるだけでOKだったのですが、伸ばし伸ばしに
   なっていました。

   大人の洋服は毎年代わり映えがしなくて、
   「来年こそはちゃんと洋服買うぞ!」といつも念を
   防虫剤と一緒に込めてしまいます。

   子供達は、と言えば・・・。

   小学校から中学校に進学したお兄ちゃんのものは
   「来夏はとっても小さくなって、幼くなってしまうんだろうなあ」と
   感慨深くしまい込みます。

   そして、年々ぐんぐんと言う音がする感じで大きくなっていく
   娘のものは、どうなっていることでしょうか。

   毎年のこの季節のお決まりのことながら、
   開ける頃になると「あっ、こんな洋服があったんだ」とか
   「こんなに小さくなっちゃったんだなあ」と感慨深いもの。

   来夏までのタイムカプセル。
   子供達のものを開ける時期どんな気持ちでいるのかしら、
   などと殊勝にも思っている母でありました。

   
   【オマケの一言】
   「年賀状今日から売り出し」のニュースに毎年毎年
   「今年こそ早く仕上げる!」と思いませんか?
   
   でも、いつも書き始めは12月中旬。学習能力0でございます。
   (でも、今年こそ!?・・・)