イラストレーターあらいしづかのblog『トナカイのヤカイ』

イラストレーターのあらいしづかが、お仕事・近況・展示などを書いています。
(かつての子育て日記は、爆笑ものです)

もうすぐひなまつり

2007年02月27日 | 子育て日記

   ここの所寒くて、久々に肩こり。
   でも、もうすぐ3月。春到来、そしてひなまつりです。

   保育園の入り口にひな壇に飾られたおひなさまが鎮座ましましております。
   娘、それを見て「ウチも出して~」ってことで、
   天気のいい昼間じゃなく、夜ごそごそと出してみました。

   自分は人形ものが「魂入って」しまうようで怖くて苦手。
   小さい頃は「いらない~」の一言で購入しませんでした。

   ところが、待望の娘が産まれたとたん、手のひらを返したように
   「買いに行こう!」と4年前、意気揚々人形の町へ行ったのでした。

   箱から出しながら、娘が産まれた時の感動やベビーカーを押して 
   おひなさまを選んだ時を思い返し、しばし遠い目・・。

   おひなさまは、もしかすると子供のためじゃなく、親のために
   あるのかな・・。
   めずらしく・しおらしく、そんな事を考えてしまったのでした。

世話女房ふたたび

2007年02月20日 | 子育て日記

   このブログでも何回か書いたと思いますが、
   4才児のウチの娘、なんか女度が高く、
   同性の私から見ると「そんなことまでしなくても・・」と
   思ってしまう行為もたびたび見受けられます。

   この頃の世話女房的行為は、
   「誰かれかまわず肩にひざ掛けをかける」です。

   家族の誰かが「ハックション」とくしゃみをしようなら、
   「ハイハイ」とおばちゃんの入ったお母さんのように
   背後からひざ掛けをかけてあげます。

   「ありがとう」と言われるのが至福の喜びのよう。

   「どういたしまして」などと生意気に答えたりします。

   でも、お風呂上がりまだ汗が吹き出ている時、
   ぷは~っとビールをあおっている時、くしゃみでもしようものなら
   世話女房飛んで来て、ひざ掛けをかけてくれるのには、
   閉口です。

   時と場所、シチュエーションまでわかった上で
   ホントの「世話女房」になってくれるのは、まだまだ先のようです。
   

女魂!

2007年02月16日 | 子育て日記
   みなさまはどんなバレンタインデーを過ごされましたか?

   ワタシはすっかり枯れ果て、テレビやラジオの連日の
   騒ぎっぷりを「は~ん」ってな感じで静観しておりました。

   ところが、娘4才にして鼻息荒くこの日を迎えました。

   朝から「今日は保育園でグランドピアノを聞く日だね?」と
   言うと「それと、バレンタイン!!」と倍の音量で
   返される始末。

   おませに好きな子でもいるのか、と思って聞くと
   女の子の友達の名前を列挙してついでのように
   同じクラスの男の名前を言うので、
   まだまだ意味はわかっていないよう。

   結局その日は、寒い雨が一日中降る保育園の
   送迎だけでも面倒な天気。
   
   しかし、娘は兄と父にあげる気満々。
   スーパーに着くや否や、(おしゃれなお店は踏切を越えないと
   行けないので却下)ダッシュでお菓子コーナーへ。

   その辺の普通におやつとして買うチョコ、買いました、
   娘自身の分も合わせて3つ。

   そして、帰宅後ワタシが電話に出ているわずかな時間に、
   2つのチョコのラッピングしてました。
   リボンまで引っぱり出して。

   じゃじゃ~ん。
   (イラスト参照・・・)。

   お兄ちゃんはともかくダンナは喜んでいるようでした。
   チョコに、というより、
   チョコを大切な人にあげる・・・と言う娘の気持ちに。

   年々女度が増していくような娘。
   来年のバレンタインデーは、本命の男の子にあげるように
   なるのでしょうか。

   ちょいと楽しみでめんどうな女魂です。

くまようじ

2007年02月13日 | 子育て日記
   「くまようじ」・・・。

   ひらがなで書くと人の名前のような、
   
   「クマ楊枝」クマの柄のついた楊枝?
   少し感じがつかめて来たような気が・・・。

   娘、「つまようじ」=クマ楊枝と聞こえていたようです。

   他にも「リス楊枝」や「パンダ楊枝」があると主張。
   
   そりゃ、あんたプラスチックの、幼児さん用にお弁当の
   見栄えを良くするため入れたりする楊枝のことでしょ、
   と突っ込みつつ、1人ツボにはまる母でした。

   (ちなみに「つま楊枝」変換したら「爪楊枝」。
    小さい楊枝ってことでしょうかね・・。
    わりと簡単だけど、漢字書けませんでした。汗)
    

開けてびっくり、玉手箱!!

2007年02月09日 | 子育て日記
   先週末、友達母子がうちにやって来ました。

   3月中旬には新築のお家が建ち、ウチからもがんばれば自転車で行ける
   距離になる友達。
   
   車で家に着くなり「ちょっと待って」とまた車に戻り、
   持って来ました、大きな段ボール箱・・・。

   その友達には今12才と7才の娘達がいて、会うたびにウチの娘用に
   お下がりをくれます。

   彼女、上の娘の時は絶対キャラクターやヒラヒラやちょっと俗っぽい
   服装をさせなかったくせに、下の娘が産まれた途端、
   「まあ、一生そんなカッコする訳じゃないし、気の済むまでどうぞ」
   と言うスタンスに変身。

   なので、おのずとお下がりも「自分じゃ買わない」ものがたくさんあり。
   もちろん、ホントに趣味が良くかわいいものもあるのですが、
   「こんなのど~お(笑)」とほくそ笑みながら、くれるものも多く
   今回の段ボールの大きさを見て、ちょっと絶句してしまいました。

   彼女がいる時に、段ボール上層に入っていた長靴やおもちゃを見て
   「ふむふむ、まだいい感じだ」と平静を保っていました。

   そんな前歴があるので、週末にもらったのにやっと昨日段ボール全部のものを
   ひっくり返して点検してみました。

   そうすると・・・、
   あるわあるわ、ちいさなフリマに出展できそうなくらい入っておりました。
   その数、30点以上。
   今回はシャーリーテンプル(フリフリの子供ブランド)やハナ・アンダーソンの
   カラフルなタイツなどかわいいものも多かったので、ホッとしました。

   だって、先日ワタシが肺炎で入院した時に送って来てくれたものは、
   今は亡き?セーラームーンのトレーナーだったんですから・・。

   前歴としてはアンパンマンの絵がそこかしこに入ったベストとか、
   ミニーちゃんが前面に大きくハートと一緒に描いてある赤いトレーナーとか、
   パイナップルの柄のフリフリのビキニとか、
   女っぽさ全開のアイテム達でした・・。

   「もうこれはないよなあ」とため息をついているそばで、娘が一言
   「カ~ワイイ?これ保育園に着て行く!!」とウキウキだったので母は脱力。

   そう、子供は大人がいくらおしゃれにしたくても、
   俗悪な「キャラクター物」が大好き。
   その友達は「二人目にしてその事がわかった」とかで、いつも
   「あなたはいやかもしれないけど、娘ちゃんは喜ぶよ~」といつも言いつつ、
   会うたびに「おみやげ」を渡すのでありました。

   3月、彼女が近くに引っ越してきたら、娘のアイテムも着実に変化しそうで
   春が来るのがこわい母でありました。

   (一番奥底に、なぜか中2の英語ワークが一冊、忍ばせてあり、
    息子に?と一同、首を傾げていました。)
   
   

   

あっさり

2007年02月06日 | 子育て日記

   毎朝、毎朝泣きながら起き上がって来ます、我が娘。

   「ママ~!!ママ~!!」ダンナを蹴っ飛ばしてでも
   私が寝室まで降りてくるまで泣き続けます。

   ところが、
   今朝はだんなにうっとりと抱っこされ、仲睦まじく
   2階のリビングへやって来ました。

   だんなは健康診断のため、いつもより30分も早く家を出る予定。
   だから、今朝は私が娘を保育園に送っていかねば・・と
   思っていた矢先、娘はなんだか今日はてきぱきと身支度し、
   ご飯をぱくぱく食べてあっという間に準備OK!

   「さて、出掛けよう~!」ダンナの声に「ハイハイ~?」と
   うれしそうに玄関で靴をはく娘。

   「それじゃ、行って来ま~す」二人で仲良く余りにもスムーズに
   出掛けていきました、今朝いつもより30分以上も前に。

   そんなつもりじゃなかった私、玄関でボー然。
   
   「ほ~ら、どんどん楽になるのよー」とすでに子供が小学生以上の
   友達の声がこだまします。
   
   私が入院したので、子供達やダンナの心境も少しづつ変化したのかな、と
   少しうるうる・・・。

   でも、
   何度だまされたかわかりません、娘には・・。
   もしかしたら、今日から「お姉ちゃん」気分の始まり、と期待しつつ
   心の中で「今日だけ今日だけ・・」と打ち消す冷静な自分がいたのでありました。
   

ふ~~!

2007年02月02日 | 子育て日記


   掃除がきらいデス。

   食い意地が張っているので食事作りは好き。
   洗濯も、まあ大半は洗濯機がやってくれるので、好き。

   でも・・・、
   狭い部屋にいろいろとモノが多いので
   あっちを動かし、こっちを持ち上げて、と
   すーーっと掃除機がかけられないし、やってもやっても
   すぐにホコリは目立ってしまうし。

   できればやらずに済ませたい。
   
   なので、四角い部屋を丸く掃除機かけて、フローリングを
   クイックルワイパーでささっと拭くだけでお茶を濁してます。

   だから、棚の上などは当然のごとくホコリが多数存在してます。
   (週末、整理好き=しょうがない?と思っている、ダンナが
    目に余るものは拭くまで、放置が常・・。)

   そんな状態の中のある日、少しつま先立ちして棚からおもちゃを
   取ろうとしていた娘を何気なく眺めていたら、
   おもちゃを手にしたとたん、
   「ふ~」とホコリを拭いて飛ばしている光景に遭遇。

   それがホント一連の動作の中で、全く不自然じゃなく、
   どちらかと言えば「手慣れた」動作のようで
   これまた母としてはショック!。

   「やめなさい!ティッシュで拭いて!」と娘に言いつつ、
   実は自分に向けて叫ぶ母。

   それ以前にもテレビの画面をティッシュをビショビショにして  
   拭いていた娘。

   そう遠くない未来。
   娘が母に似て掃除嫌いのものぐさになるか、
   逆に潔癖なお掃除好きになるか、
   楽しみなような、こわいような
   そこで審判を下される母でありました。