最近桐島聡容疑者の存在が、神奈川県内の病院で本人が本名を名乗ったことで発覚しました。その後死亡したようですが、正直驚かされました。
交番や派出所に指名手配写真が貼ってあり、確かに見た記憶がありましたが、遠い昔の事件であり生死不明の状態だと聞いていたので、まさか生きているとは思いもしませんでした。今から10年以上前になりますが、オウム真理教の指名手配犯が捕まった時も同じことを思った記憶があります。生きているとは思っていなかったのと、何より指名手配の写真と実物があまりにもかけ離れていて「これではわからないだろうな」と思いました。
やはり人間は老いがあるので、20年近く経過するともはや別人のようになってしまってもおかしくありません。桐島容疑者がどうなのかは知る由もありませんが、私が生まれる前から逃げ回っており、その頃の写真と老いと末期がんに侵された状態では相当外見がかけ離れているのだろうと思います。
それにしても、もし「最後に本名を名乗ろう」と思わなければ、保険証を持たない怪しげな人が末期がんで死亡したということで終わってしまったかもしれないと思うと、指名手配犯は案外近くにいるのかもしれないとも思いました。例えば、大昔の左翼の活動家の指名手配犯は、生きていれば80歳を超えると思いますが、案外その辺でひっそりと後期高齢者として暮らしているのかもしれません。しかし、こういう人たちは当然年金なんかあるわけもないし、まともな手段では保険証も持てないと思うので、どうやって生活をするのでしょうか。
昨日でようやく1月が終わったわけですが、本当にいろいろあった1ヶ月間だったと思います。
Sim: 3469874
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます