2009年の時もそうだったが、悪天から始まった。
早朝から起きたものの、太陽がどこにあるのかさえ見えない厚い雲と、時々ぱらつく雨。
そんな中、テレビではほんの少し北にある墨田区で、始まったばかりの日食が観測できていると知らせている。
「今から電車に乗れば墨田区まで行けるか?」などと思ったが、移動時間が惜しい。
そのまま自宅で待つ。
しばらくすると、雲が薄くなったところから光が見え始め、雲の向こうに三日月状の太陽が見え始めた。
行けるかも知れない。 と思ったらまた厚い雲がかかる、をしばらく繰り返しているうちに、ついに金環食開始。
露出がころころ変わるので、画角やらカメラを交換する時間は全く無かった。
絞りはF9あたりで固定しておいて、1/250s ~ 4s の間でめまぐるしく露出を変える。
2009年の時よりもかなり忙しく、とにかく撮り続けていた。
その中の1枚。
子供の頃に図鑑で見て、日本で見られるのが30年以上先だと知ってがっかりしたのをおぼえている。
そのまま忘れて学生の頃に歌に出てきて思い出し、それでもあと20年後だと思った。
そしてようやく今日。
2009年の日食撮影で車でポイントを探しながら走り回ったのも、カメラ用のフィルタを自作して露出や値をテストしたり、家族の分の観測グラスを整えたり、実は今日のためのものだった。
2009年の皆既日食は、九州本土では皆既とはならず食分90%強の部分日食だ。
それをなるべく食分の大きくなる鹿児島県南端まで行って、雨だったので急いで熊本まで北上するなどした。
そこまでしたのは部分日食のためではなく、今回の金環食のためだった。
曇り空でもあきらめずにカメラを構えていて、本当に良かった。
子供たちも早朝登校で、みんなで観測できたようで、これも貴重な経験が出来た。
一ヶ所に住み続けていた場合、観測できるのは一生に一度あるかどうかだと思う。
本当に良かった。
正直、今日見られなかったら、来年以降海外に行ってでも見ようと思ってた。
早朝から起きたものの、太陽がどこにあるのかさえ見えない厚い雲と、時々ぱらつく雨。
そんな中、テレビではほんの少し北にある墨田区で、始まったばかりの日食が観測できていると知らせている。
「今から電車に乗れば墨田区まで行けるか?」などと思ったが、移動時間が惜しい。
そのまま自宅で待つ。
しばらくすると、雲が薄くなったところから光が見え始め、雲の向こうに三日月状の太陽が見え始めた。
行けるかも知れない。 と思ったらまた厚い雲がかかる、をしばらく繰り返しているうちに、ついに金環食開始。
露出がころころ変わるので、画角やらカメラを交換する時間は全く無かった。
絞りはF9あたりで固定しておいて、1/250s ~ 4s の間でめまぐるしく露出を変える。
2009年の時よりもかなり忙しく、とにかく撮り続けていた。
その中の1枚。
子供の頃に図鑑で見て、日本で見られるのが30年以上先だと知ってがっかりしたのをおぼえている。
そのまま忘れて学生の頃に歌に出てきて思い出し、それでもあと20年後だと思った。
そしてようやく今日。
2009年の日食撮影で車でポイントを探しながら走り回ったのも、カメラ用のフィルタを自作して露出や値をテストしたり、家族の分の観測グラスを整えたり、実は今日のためのものだった。
2009年の皆既日食は、九州本土では皆既とはならず食分90%強の部分日食だ。
それをなるべく食分の大きくなる鹿児島県南端まで行って、雨だったので急いで熊本まで北上するなどした。
そこまでしたのは部分日食のためではなく、今回の金環食のためだった。
曇り空でもあきらめずにカメラを構えていて、本当に良かった。
子供たちも早朝登校で、みんなで観測できたようで、これも貴重な経験が出来た。
一ヶ所に住み続けていた場合、観測できるのは一生に一度あるかどうかだと思う。
本当に良かった。
正直、今日見られなかったら、来年以降海外に行ってでも見ようと思ってた。