[2021年6月8日 更新]
もう6月。
この春から塾に通い始めた人も多いだろう。もう授業のペースには慣れただろうか。一度も遅刻せずに通えているだろうか。
中学校はもうじき期末テストだろう。
私の塾にはおおよそ7つの中学校から生徒が集まっている。
中学校ごとにテスト範囲が違うが、それぞれの中学テスト範囲に合わせたテスト対策問題集を作成している。
理科は100ページくらいあるが3週間で終える。
「範囲を限定している定期テストごときで平均点を上回れないのなら、入試なんて解けるわけがない」と生徒には言っている。
◆塾に通っていれば成績が上がる、志望校に受かる は幻想
さて本題。
塾に入ったからもう安心。などと甘く考えてはいけない。
親も「塾に預けているから安心」などと思ってはいけない。
塾に通って学校の成績を上げるため、家でやるべきことをお話しする。
また、塾に通っていても成績が上がらない子の共通点も挙げる。
わが子に当てはまるかどうか、厳しい目で確認いただきたい。
1.時間を守らせる
2.宿題をやらせる
3.塾を休まない
2.宿題をやらせる
3.塾を休まない
これらは絶対に必要。
以前にも書いたが、やるべきことをやらずに成績は上がるはずがない。
医者指示に従わず、薬も飲まず病院にも通わずに病気が治るわけがないのと同じだ。
◆地元で10年以上続く個人塾なら、その理由がある
では、通う塾をどう探すか。
流行っている塾には理由がある。
多くは「成績が上がる」だ。面倒見の良さだけをうたっている塾はマトモではない。塾は成績を上げてナンボだ。
生徒を選ぶ塾もお薦め。とにかく生徒を集めるのを最優先する営業重視の塾では、入塾テストなどもない。
人気塾は、先生が面白い。
面白いというのは笑いがあるという意味ではない。人間性に深みがあるということだ。
個人塾の先生は程度の差はあれ、クセの強い人が多い。
極端な話、塾の先生は生徒の成績を上げ、その動機付けをしてくれるのなら、その他の欠点はあっても許される。
年齢は関係ない。50,60代でもかわいげと威厳を持ち合わせている人なら頼りになるはず。
逆に30,40代でも幼い顔立ちの先生は要注意。
修羅場をくぐりぬけた経験のある人は、人相に表れる。
若いころから先生先生とおだてられて生きてきた人は、やっぱり人相に出る。
リンカーン大統領も、こんな言葉を残している。
Every man over forty is responsible for his face.
(男は40になったら自分の顔に責任を持て)
こちらが顔を見つめて、目をそらすような先生のいる塾はやめておきなさい。
家から近いに越したことはない。しかし、
「近所にはそこの塾しかないから」を理由に選んではだめだ。
良くない塾にカネを払うのは、その塾を認めていることになる。
新たな被害者を増やすことに加担していると言ってもいい。近くになければ諦めるか、ちょっと足を延ばすしかない。
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