[2020年4月23日 更新]
都立高校は学校ごとに定員が決まっている。
今回は定員について、23区内全日制の高校の情報をまとめてみた。
記載されている生徒数は、各高校が発表した「平成31年度 学校経営シート」のものである。
◆生徒数が多いのは
生徒数が1,000名を超えているのは4校。
日比谷、西、戸山などのトップ校。
新宿、小山台、駒場、小松川などの上位校も並ぶ。
逆に少ない順にも並べてみた。
工業や農業などの専門学科が並ぶ中、普通科の蒲田高校が並ぶ。
これはシンプルに入学希望者がなく、2次募集を毎年している結果といえる。
見てわかると思うのだが、工業高校は男子生徒の割合が高い。
では逆に、女子生徒の割合が高い高校はどこだろうか。
想像してもらいたい。
◆やはりというべきか、女子率が高いのはここ
男女比が分かる103校を調べたが、54校は女子の方が多く49校は男子の方が多い。
ほぼ半数と言えよう。
その中でも女子率が抜群に高いのが総合芸術高校。
なんと83.9%が女子。
1クラス40人なら34人が女子である。
総合高校も女子率が高い。
総合学科で女子率がもっとも低いつばさ総合でも、女子率は54.1%
◆男女同数の高校はない。が
ぴったり男女比が50:50の学校はなかった。
男女の人数比がほぼ一緒なのが田園調布高校。男子351名:女子350名だ。
女子数がもっとも多いのは晴海総合の636名。
男子数がもっとも多いのは戸山の529名。
部活をやる上でも、男女比に差が大きすぎるのはメリットにもデメリットにもなるうる。
あまりに男子の数が少なければ、茂野吾郎のように野球部で苦労することになるであろう。
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