[2021年5月4日 更新]
今回は都立一般入試の出題内容について説明する。
2021年度までどのようなものだったかを、基本的なことから書いていく。
◆入試は5教科
特殊な学校を除き、都立高校一般入試は国語・数学・英語・社会・理科の5教科受験である。
すべて100点満点で作られており、1問2点から12点。1問7点以上の問題には部分点が与えられることがある。
2021年度入試で1問6点以上の問題は5つ出ている。
国語 10点×1問
数学 6点×1問、7点×2問
英語 12点×1問
社会 なし
理科 なし
2020年度入試、2019年度入試も同じなのでおそらく2022年度も大きく変わるまい。
社会はすべて1問5点。理科も1問4点が基本だが、2点・2点と分割されているような問題が出ることもある。最近だと2020年度、2018年度に出ている。
これは2018年度の理科入試問題。
回路図を書いて2点、理由を説明して2点で計4点。
参照:都教育委員会HP
なお入試が国数英3教科な全日制都立高校は3校。他には定時制高校と産業技術高専がある。
◆試験時間は50分
全教科、試験時間は50分間。英語は約10分のリスニング込みで50分間だ。
同じ時間ではあるが、教科によって時間に余裕があるものとないものがある。
全問解くことを前提とすると、時間に余裕がある順に
社会→理科→国語→英語→数学 と考えている。
数学は解法が分かっていてもミスが発生しやすいので、注意して計算をしなければならない。証明問題も2問あるので書くだけでも時間を使う。
国語や英語の作文は、あらかじめ自分の型を決めておけば、それほど時間をかけずに作れる。
国語も英語も長文読解は「文中に答えが書いてある」のだからそれを探す能力をつければいい。
都立入試は意地の悪い問題はほぼ出ない。語彙と正しい読み方を身につけておけば時間内に終わる。根本をつかめ。
◆過去問題を研究せよ
このブログでも散々書いているしこれからも書くが、入試は過去問を研究するほど点が伸びるようになっている。
高校側としても、できる限りの準備をして受験に挑むような子に入学してほしいに決まっている。
必ず過去問を買うこと。せいぜい1,000円前後だ。
私が推している声の教育社の都立入試過去問題集は本日発売。
これが素晴らしいというよりも、他社がひどすぎる。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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