[2024年7月8日更新]
結論から述べる。都立高校入試では補欠合格はない。
2024年春も、日比谷高校の一般入試で18名の入学手続き辞退者が出たため二次試験を実施した。
<過去記事:日比谷高校 2次募集を実施>
朝日新聞の記事によると、今後すぐの導入はなさそうだ。
都立が補欠合格を出せば、国立や私立に影響を与えかねず(繰り上げ合格導入は)難しい(都教育委員会の担当者)
参照:朝日新聞デジタル
都立一般に不合格の生徒は、併願で合格を確保していた私立高校に入学手続きをするのが普通。Vもぎ偏差値55以上ならほぼ100%だろう。
「絶対に都立にしか入学しない」というのであれば、都立に分割後期・二次募集を受けることになる。
定員割れする不人気校が多く、中位以上は田園調布高校くらいだ。ここは毎年倍率が出る。過去5年間の分割後期募集の応募倍率は以下。
2024年 1.25
2023年 2.48
2022年 2.35
2021年 1.80
2020年 2.52
だいたい2倍前後。
分割募集校では日本橋も倍率が高い。
◆都立中では導入済み
都立中受検では繰上げ合格がある。
2024年度は101名が繰上げ合格となった。
なお辞退者 数は
武蔵 18名
小石川 16名
桜修館 14名
大泉 10名
富士 9名
両国 9名
三鷹 8名
白鴎 7名
南多摩 6名
立川国際 4名
2/9の合格発表日、繰上げ合格 候補者通知書が自宅に郵送される。そこに繰り上げ順位が書かれている。
例えば「5番」だったら、合格したのに入学手続きをしない者が5名以上いたら
繰上げ合格となる。
受検した中学校から電話がかかってくるが、電話に出られなかったら順番を飛ばして次の候補者に合格を譲るということはない。ルールに明記されている。
参照:桜修館中等教育学校サイト
◆ギリギリで合格とならないよう準備を
余裕を持って合格できるくらいの偏差値を取っている状態で一般入試を迎えたい。
2学期のVもぎでA判定かS判定を2回以上とること。これが都立に受かるための条件だと私は塾生に教えている。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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