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【都立理科】凸レンズの問題は出る

[2023年3月29日 更新]
中学1年で学習する「光」
その中でも定期テストではたっぷり出るのが凸レンズの問題。
実像・虚像の違いや、像の大きさ、焦点距離を求める問題などちょっと難しいものも作問できる。

では都立入試では凸レンズは出るのか。
今回はそれを解説する。

◆まずまず出る
ここ12年間で凸レンズの問題が出たのは4回。
2023年度 「実像のできる位置」と「像の大きさ」
2018年度 「実像の見え方」と「像の大きさ」
2016年度 「物体とレンズ間の距離」
2012年度 「実像のできる位置」と「像の大きさ」

2018年度の問題はこちら。

焦点距離の2倍の位置を基準に、
・電球がレンズに近づく →像が大きくなり、スクリーンはレンズから遠ざける
・電球がレンズから遠のく →像が小さくなり、スクリーンはレンズに近づける
これが分かっていれば問題ない。

あとは
実像 →上下左右が逆に映る
虚像 →上下左右がそのまま
は覚えておく。
虚像の問題はずっと出ていないが次回で出る可能性はある。きっと出ないけど。
虚像は、ルーペ(虫めがね)で新聞を読んだときを思い出せばいい。上下左右そのままで字が大きく見えるだろう。それだ。

◆模試で鍛えよ
凸レンズの問題は出ても1問。
とは言え、覚えることは多くなく問題も難しくない。
なのに正答率は低い。2018年度は57.5%。2016年度63.5%だった。ちゃんと対策している人が少ないんだろう。

ちょっと前の都立入試過去問も買っておけば、より多くの問題に挑戦できる。
最新版を買った人にもお薦め。

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