[2025年2月5日 更新]
都立高校入試の理科は、他県の入試問題より易しかった。
なぜ過去形かと言えば、近年の都立入試理科は難しくなってきているからだ。
ただの四択問題が減り、ここ5年間の平均点も全教科で最低(56.1点)である
だが点が取りやすい問題も存在している。
今回はそれを追究する。
◆生物を優先すべし
都立入試の理科は
大問3 地学
大問4 生物
大問5 化学
大問6 物理
と出る順序が決まっている。
それぞれの大問ごとの正答率が以下の通り。
年度 | 地学 | 生物 | 化学 | 物理 |
---|---|---|---|---|
2024 | 50.3% | 81.5% | 49.9% | 49.1% |
2023 | 44.7% | 66.1% | 43.3% | 47.9% |
2022 | 48.9% | 59.8% | 47.3% | 59.1% |
2021 | 44.1% | 59.8% | 25.1% | 20.9% |
2020 | 39.5% | 42.3% | 30.0% | 55.0% |
2019 | 53.4% | 50.9% | 58.7% | 51.2% |
2018 | 45.7% | 60.7% | 36.4% | 51.8% |
2017 | 74.0% | 53.0% | 62.6% | 34.3% |
2016 | 38.8% | 44.8% | 41.4% | 44.6% |
2015 | 63.6% | 75.7% | 33.5% | 52.7% |
2014 | 48.7% | 51.5% | 55.3% | 34.7% |
平均 | 50.2% | 58.7% | 44.0% | 45.6% |
年度により差があるものの、生物は正答率が高め。
化学と物理が低めであるのは、計算問題があるためだろう。
点を取りやすい単元から勉強し、点を上げるのは入試対策の初歩。
まず優先すべきは生物。次が地学。
物理と化学はその後にするのが、正答率からは得策。
物理は2025年度、電流と磁界が大問6で出るだろう。平均前後を狙っているなら覚える事項の多い化学より、覚える量が少ない物理を優先することを薦めたい。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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