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2024年度都立一般入試 欠席者ランキング

[2024年6月26日更新]
2024年度一般入試で欠席者の多かった(30名以上)普通科都立高校を並べた。
欠席が多いということは、応募倍率→合格者実倍率はガクンと下がるということ。知っていて損はない。

◆2ケタは日比谷のみ
日比谷 105
戸山 98
新宿 76
目黒 67
豊多摩 64
西 60
井草 58
広尾 55
杉並 49
豊島 47
青山 46
雪谷 42
上野 41
石神井 40
狛江 40 ★
神代 40 ★
文京 39
大崎 38
芦花 38
北薗 36
田園調布 35
調布南 35 ★
三田 34
国分寺 33 ★
国立 30 ★
駒場 31
全部で26校。★は多摩地区の高校。

区部の旧第5学区(中央,台東,荒川,足立区)は上野のみランクイン。旧第6~9学区は1つもなしという結果になった。
都心ほど、また上位校ほど欠席数が多い。私国立高校と天びんにかける受験生が多いのが分かる。

日比谷の当日欠席者が多いのは例年通り
 2025年度 105
 2023年度 107
 2022年度 108
 2021年度 118
 2020年度 123

微減が続いている。
合格したのに入学辞退した者が多く(18名!)、2024年度も2次募集を行うことになった。

◆芦花は人気がかげり始める!?
意外なのは芦花。
2017~2023年度までは欠席数30未満だったが、今年は38名と増えてしまった。私立高校に流れたのだろう。
 26→29→25→27→24→28→25→38
弓道場や天文台もあり、オシャレな校舎が女子人気を集めている。
受験者、合格者とも女子が約2倍の高校だ。

人気の低い単位制普通科(新宿高校は別格)だが、芦花高校は奮闘している。
芦花の一般入試実倍率、10年間の推移は以下。
1.90→1.57→1.64→1.50→1.34→1.76→1.69→1.80→1.86→1.90
実倍率はまだ高いので、急に倍率がた落ちはないだろう。世田谷区粕谷という立地は、京王・小田急線で多摩地区からも通いやすいからね。


今春、一般入試の欠席者ゼロだったのは2校、五日市と農産高校。
2校とも定員割れだったので、出願者数=受験者数=合格者数となった。
なお2023年度は五日市2名、農産1名の欠席数だった。

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