[2022年9月19日 更新]
まもなく中間テストが始まる中学校も多かろう。
調査書点(内申点)を決める重要なテストなのはご存知の通り。受験生おのおのが「自分事」ととらえて臨んでもらいたい。
受験で合格するのは、キミの努力と保護者の協力があったから。
受験で不合格になるのは、キミの努力(量か質。またはその双方)が間違っていたから。
<過去記事:東京の併願優遇の仕組みと手順>
◆併願優遇は12月15日以降に確定
毎年12月15日から、区立中学校の先生が私立高校に併願優遇の申請をする。
「ウチの中学校のAさんBさんが、おたくの高校の進学コースに併願優遇で出願します」と。
よって受験生は、12月14日までに中学校の先生に「〇〇高校の△コースに併願優遇で出願します」と申請しなくてはならない。
だが大抵の場合、遅くとも11月末~12月上旬の三者面談で併願優遇校を中学校の先生に伝えるよう指示されるだろう。
注意いただきたいことがある。私立高校によっては、併願優遇の受験予定者が多く集まることを見越して、早期に締め切ることも起こりうる。
長く迷うメリットはない。ここがいいなと思う私立高校があったら、その高校の個別面談に行って「確約」をもらっておくこと。
この確約。はっきりと「併願優遇で受け付けますね」と言い切ることは少ない。
「これならまず大丈夫ですね」とか「安心して受験してください」とかちょっと濁して高校の職員から告げられるだろう。
まぁこんなニュアンスなら安心していい。
もちろん2学期の通知表が悪ければご破算ということもなくはないが、早めに併願優遇は確約もらっておこう。できれば10月まで。遅くとも期末テストが終わる前に。
受験生は、それよりもしなければならないことがあるのだから。
◆併願優遇=合格確定 ではない
多くの私立高校は併願優遇をもらえればまず落ちることはない。
面接で志望理由が言えない、ペーパーテストで0点の教科があるなど極端なことをしなければ。
安心して都立入試対策に打ち込めるというもの。
一方で、合格が確定しない高校もある。
例えば錦城高校。ここは併願優遇の基準を満たしていても、入試の点を+30点するにとどまる。
もちろん30点はデカいが、入試対策をせずナメて受験したら落ちることもままある。
むろん、私の教え子にはそんな阿呆は一人もいない。
都立に入る! ツイッター 役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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