[2023年12月15日 更新]
本日12月15日から、都内の公立中学校と私立高校間での入試相談が始まる。
平たくいえば、ウチの中学の生徒が、オタクの私立高校への単願推薦・併願優遇に申し込みますよという申し出をするということ。
これは区立中の先生がやってくれるので、保護者が直に私立高校へ行く必要はない。
私立高校が中学校との間で入試相談を行う場合は、12月15日以降に実施することとし、一般入試及び推薦入試について、合格の可能性を述べるにとどめ、確約、内定はしないものとする。
参照:都教育委員会HP
逆に言えば、今日から先で私立高校の併願優遇を変更することは大変である(不可能ではない)
また2校の併願優遇を取ることも可能(他の私立高校との併願優遇は認めない私立高校もある)
一部の上位校を除き、単願での出願OK=合格確約である。
それを知っている受験生は不幸だなと私は思う。
人生で一度しかない高校受験。受かるか落ちるかは当日の試験のデキ次第。そういう緊張感のある機会が永久に失われるのだから。
無論、単願推薦がダメだとは言わない。行きたい高校があり、そこの単願推薦で合格することになんら問題はない。
一般入試に向けてひりつくような緊張感の中で来年2月を過ごすという経験ができないだけ。
◆私立単願、都立推薦入試の合格者が2月にすること
1月で受験が終わってしまった子は、2か月強もヒマな時間を過ごすことになる。高校入学までに勉強脳がなまるのは想像に難くないだろう。
だったら2月~3月はとっとと高校の予習をすることを薦める。
一般入試組と一緒に高校受験勉強しても、ヤル気はでないだろう。
特に数学Ⅰの予習がオススメ。どんな高校でも必ず学習する。高校の授業スピードは速いが予習しておくことで「高校の数学も理解できる」と思えるようになる。
最初は因数分解や平方根など中学数学の延長だ。そこまで難しくない。
独学でも全く問題ないだろう。
私はVもぎ偏差値50半ば~60程度の生徒には黄色チャートを薦めている。参考書は好き好きなので本屋で見比べてみるといい。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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