とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
花祭りコンサート
4月8日は、お釈迦様の誕生日。今年は日曜日に当たるため、この日に恒例の花祭りコンサートを行いました。
今年のコンサートは、ヴァイオリンの上野真理さん、ピアノの新垣 隆さんをお招きして、ヴァイオリンの名曲の数々を演奏いただきました。
遅い桜の開花がこの日に合わせたかのように満開でした。
曲目は、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をはじめユモレスク、剣の舞、ヴィバルディーの四季、チゴイネルワイゼンなどヴィオリン演奏の代表曲のオンパレードで1時間の演奏時間があっという間に過ぎてしまい、すばらしい花祭りコンサートでした。ユーモアを交えたお話と、解説も楽しかったです。
ピアノ伴奏の新垣先生は、作曲・編曲もされるそうで、境内の桜を見て即興で「さくらさくら」を演奏していただきました。
毎回思うことですが、本当に生演奏を堂内で聞くことは感動的です。ほとけさま方もさぞ満足いただけたことと嬉しく思います。
特にメンデルスゾーンの協奏曲は物悲しい旋律が美しく、実際に生でプロの技を存分に奏でて頂き、涙が出そうになりました。有難うございました。
来場のみなさんもとても喜んでいられました。
これからのご活躍をお祈りします。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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お寺で生演奏を聴かせて頂けるとは、素晴らしいですね。
プロ奏者による生演奏はほんとうにすばらしいと思います。公会堂やホールでなく、天蓋や荘厳具、本尊様をはじめ仏像や先祖位牌の安置されている本堂で…というのが、またまた神秘的で崇高感が増します。
新たな発見でした。