関心を持っている、シリーズ「心の教育」続編です。先に紹介した、平成の国定教科書とも言える『心のノート』小学生高学年版では、業績や生き方に学ぶために、次の人たちを取り上げています。
この方々が、どのような指導内容のところで取り上げられているか考えてみてください。答えは下段です。
1.司馬遼太郎 ※(下段に本文)
2.イチロー
3.夏目漱石
4.ルイ・アラゴン(フランスの詩人)
5.湯川秀樹
6.マリーキューリー
7.あいだみつを
8.東山魁夷
9.マザーテレサ・ナイチンゲール・シュバイツァー
10.伊藤隆二
11.小林一茶・歌川広重
12.坂本龍馬
13.新渡戸稲造
14.毛利 衛 ※(下段に本文)
答え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.詩「21世紀に生きる君たちへ」……巻頭の言葉※(下段に本文)
2.目標に向かって生きる(幼少期の写真)……向上心
3.「真面目とは実行することだ」……明朗・快活
4.「学ぶとは誠実を胸に刻むこと」…… 々
5.好奇心と書きためたノート……進取工夫
6.知りたいことを追求する…… 々
7.よりそうこと、わかり合うことから……親切
8.日本画「日本の美を求めて」……畏敬の念
9.手を取り合って生きる……公正さ・正義感
10.詩「心の窓をくもらせない」…… 々
11.俳句・浮世絵……郷土愛・国土愛
12.「世界に目をむけにゃいかんぜよ」……国際感覚
13.「わたしは太平洋のかけ橋になりたい」…… 々
14.「青くかがやいている地球」……世界平和※(下段に本文)
※司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」
君たち。君たちはつねに晴れ上がった空のように、
たかだかとした心を持たねばならない。
同時に、ずっしりとしたたくましい足どりで、
大地をふみしめつつ歩かねばならない。
※毛利 衛「青くかがやいている地球」
どうして地球はこんなに青くかがやいているんだろう。
そして、美しく見えるんだろう。
地球を見たとき、言うに言われぬさまざまな想いとともに、
この地球をいとおしく思いました。
そして、自分がいま見ている地球を、多くの人と
共有してみたいと思いました。
宇宙から見ると、生物が存在しているのは
地球の表面だけだということがわかります。
それらの生物は水と空気でつながっています。
わたしたち一人ひとりは全体につながっています。
そして、つながっている一つひとつが全体を構成している
大切な存在なのです。
地球および宇宙をも視野に入れたまっすぐな意志、
地球生命全体を考えたやさしさをもって生活してください。