とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
盆おどり
今年も恒例の町内会の盆踊りが、境内で行われました。
梅雨が空け、本格的な暑さとなり、仕事は土日とも重なり過密ダイヤ。流石にぐったりとしてしまい、気力・体力の衰えを感じてしまいます。ましては、楽しみにしていた甲子園の高校野球も、春夏連覇のかかった横浜が、予想外の大差での敗退。ああ・・・夏も終わりか、と思う中、お参りで訪れる檀信徒の方々に、「和尚さん、ブログ見てるよ。写真きれいだねぇ」と言われると、コロッと元気になり、停滞していた記事の更新のスイッチが入ってしまう。誉められると乗りやすい典型タイプ。結構、お坊さんって、そうやって育てられる職種かも知れないと・・・、ひとり納得の今日この頃・・・(笑)。
そんな訳で、4~5日に行われた盆おどり風景をUPします。
狭い境内ですが、150世帯ほどの町内のお祭りには手ごろな空間として町民から喜ばれ、きっと寺の本尊様もホメノリ状態で、毎年この賑やかな行事を楽しみにしているのだと思います。盆踊りのやぐらの起源は精霊棚という説もあり、寺の境内での盆踊りは独特の厳かさがあります。
盆踊りは、一種の夏祭りの要素たっぷりで、ここの行事は町内の人たちの手作りで、業者は介在しません。子供たちも出店に協力して盛り立てています。
中でも人気は「やきそば」。毎年これを楽しみに来る人もいるほどです。
子供向けに計画した「ダーツで風せんわり」コーナーも、後半は大人が乗っ取り状態。私もこのコーナー担当でした。
本堂の前ではこれまた恒例の抽選会。「本尊様に手を合わせてお参りすると一等が当たりますよ」と係りの声。町内会長さんも笑みがこぼれます(右から2人目)
寺名「トウセンジ」にからめて、トウセンにあやかろうという、シャレた地域の寺なのです(笑)。
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ご先祖様もさぞかしお慶びの事でしょう。
町内とお寺さんがひとつになって。
子供達が御本尊に手を合わせる。
地域で子供を育てていると思います。
この子供さん達は決して間違った方向に行く事はないと確信しました。
私が師と仰ぐ高田好胤師が行っていた、「子供の心に、仏心の種を蒔く。」その事がteraさんのお寺さんでも行われていて、心が暖まります。
teraさんの所のように地域と密接になる、お寺さんがもっと増えるといいですね!
心が和みます。
境内でだったら、みんなの心も和むでしょうし
浴衣姿がいいですね。
あの~、お写真に写っているお子さんの手元の明るい光はなんですか?
先生のブログ更新、わたしも楽しみにしていますよ。
ご無理ないよう、ニュースを是非ご披露くださいませ。プレッシャーギューッ
「盆おどり」ですから、盆の行事と結びついた寺の境内が似合っているのかも知れません。昔から当寺は地域の公民館みたいな使われ方をしてきたみたいで、町内会館の建物も、寺の敷地内にあるのです。そういう地域性なのだと思います。「子供の心に仏心の種を蒔く」、いいおことばですね。うまく育ってくれるといいのですが。。。
→あゆぼんさん
子供の手にあるのは、蛍光ブレスレッドとかといって、暗いところで明るく光るものです。綺麗でした。追いかけて撮ったのですが、ストロボを使うと光らないし、使わないと、ブレてしまって良く撮れません。
お誉めいただくとまたまたプレッシャーがかかってしまいます(笑)。
思ってしまいまして。。。
ブログ、楽しみにしておりますが、
くれぐれもご無理のない程度に!
ブログ、マイペースで頑張ります。お気遣い有難うございます。