昨日に続いて、蝶の写真をご紹介します。1週間ほど前に撮ったモンキアゲハです。
この蝶は、何度か目にするようになりましたが、動きが速くて撮影できなかったのです。今回も、なかなか羽を広げてくれず、警戒心も強くて、近づいての写真が撮れませんでした。
ただの黒いアゲハでなくて、白い紋が目立つのです。調べてみると名前の由来は、黄色い紋がついているからだそうですが、どう見ても白に見えるのです。薄い黄色だと、真っ黒の中には、白く見えるのだということがわかりました。
概して、黒アゲハ系統は、温暖化による北上種のようです。神奈川県は緯度の割には温暖で、北上化も速いようです。ナガサキアゲハを見てみたいです。見た方、ご報告ください。
あるサイトのモンキアゲハの記述
和名由来 |
黄色い紋があるアゲハという意味です。 |
分布環境 |
暖地系のチョウなので、北海道にはいません。内陸では栃木県が北限のようです。 |
発生時期 |
4月下旬~10月の間に年2回。茶色や緑色のサナギで越冬します。 |
食餌植物 |
カラスザンショ、ユズなどのミカン科の種類を食べます。 |
見どころ |
春型は小型、夏型♀は国産蝶最大の大きさ。裏面赤紋も大変に美しいです。 |
近縁の種 |
前羽根が帯状に薄明るくなり、後羽根に薄いクリーム色があることで区別がつきます。 |