昨日、全日本大学駅伝が開催されました。予想をしないまま結果と感想を述べます。
今年度はこの時期、とても忙しく、アップできないままでおりました。それでも、ずっと気にして経緯を見守って参りました。
今回は久々に駒大の勝利にホットしているところです。
窪田選手、強かったですねぇ。久しぶりに駒大にスーパーエースが育ってきましたね。駒大と言えば、常勝軍団とか王者とかと表現され、強さが印象的でした。しかし、最近は、個人のトラックでの持ちタイムは良いものの、駅伝の本番では力を発揮出来ないことが続きました。
期待されながら、自重することが多く、勇気を持って果敢に挑戦する走りが見られませんでした。その点、東洋大学は、かつての駒大のように、120パーセントといってもいいような根性ある走りをどの選手も行ってきます。
今回のレースも、結果的に窪田の力に助けられた勝利でした。あと一つは、最短の3区の油布。見事に区間新の走りは立派です。
今大会の駒大と東洋の各区間ごとの勝負は、2勝6敗。圧倒的に東洋が優位でしたが、2勝の駒大の油布と窪田の付けた差が大きかった訳です。駒大の勝因は、各選手が、大崩せずに、粘り強く着いて行った成果だと思います。これが本来の駒大らしさと言えます。
ただ、歯がゆく思えてしまうのは、トラックのタイムが良い割には、自重してしまって強さや根性が感じられない点です。その辺が昔の駒大との違いかも知れません。その点、東洋はどの選手にも強さを感じますね。層が厚いです。
箱根に向けては、さらに精神面の強さをつけてもらいたいですね。