箱根駅伝２０１１その７・直前予想

あっという間にハコネ本戦が迫ってきました。予想の情報が遅くなりまして申し訳ありません。

２９日に区間エントリーが行われました。これによって、今回のハコネの実際が見えてきました。際立ったことを上げてみます。

１．早稲田の志方選手が、疲労骨折のため欠場とのこと。
２．早稲田の佐々木選手が、腰痛のため予定されていた５区を回避して７区に回っていること。
３．そのためもあってか、早稲田は前半、１・２・３区に主力を投入。しかも１区はルーキー大迫。
４．５区に様子見の選手が多数入っていて、誰が走るのか確定できない。
５．１区にスピードランナーが集中した。

というところ。とにかく大本命、早稲田に黄信号といった様相です。けれども、もともと抜きんでていたチームですので、これで上位は横一線といったところかも知れません。

優勝の本命はやや東洋に傾いたかも知れません。しかし、東洋は何と言っても柏原次第ですね。５区でアドバテージが取れないと苦しい展開かも知れません。５区には、東海の早川、駒大の井上ら、ベテラン実力者が並びました。ここが見所ですね。

１区はスピードレースになると思いますが、どちらにしても差がつきにくい区間なので、大迫の投入はもったいないかも知れません。

順位予想

東洋－駒大－早稲田－日体－明治－山梨－日大－中央－拓大－東農

駒大について

由布の１区は予想通り。いいスタートができると思います。２区は撹上、果たしてどれだけ食い下がることができるか、前半のカギ。３区上野は区間賞を取ってほしい。ここまで５位以内ならば上出来。４区は怪我開けの久我、うまく復活していればここはアドバンテージとなる。
そして、井上の５区、８０分で登って柏原と２分差くらいでつないでくれるといい。ここまで当日変更は無いと思われます。
復路は、状況で区間変更があると思います。順当ならば６区千葉、７区窪田に変更か？
８区の高瀬は調子がいいらしい。後半のキーポイント。９区飯田は安定感抜群。１０区の後藤田、距離が心配だが、状況によっては藤山の起用もあるかも知れない。

すべてうまくいったとき、２位がねらえるかも知れない。早稲田・東洋の２強のどちらかのミスによって入れ替わることは充分に可能性があるが、２校ともは難しい。また、１～３区でここ数年の如く出遅れた時は、宇賀地・深津や高林がいないので逆転不浄は困難。前半で１０位以下だとシードが危ないかも知れない。その辺り、紙一重かも知れません。２区・８区で好走すれば、面白そうです。