謹賀新年

新年おめでとうございます。（写真は近所、鷺舞橋の本日元旦の日の出です）

境川にかかる鷺舞橋では、初日の出の見学者が沢山訪れました。
　
この橋は、「神奈川県立境川遊水池公園」の管理に置かれています。通常は、夜間は閉鎖して、地元の町内会に開門の仕事が委託されています。本日は早朝より、園長さん（中央）も来られました。
　　　　　　　　　

昨年の１２月初旬から体調の不具合により、すっかりリズムを崩し、ブログのアップが出来なかったことをお詫びします。
何とか、正月準備をクリアして、新年を迎えることができて良かったです。本年もよろしくお願い致します。

道元禅師のことばに、

「朝朝日は東より出で、夜夜月は西に沈む、
　雲収まって山骨露われ、雨過ぎて四山低し、
　畢竟如何」（永平広録）

があります。中国から帰国した時に「当下に眼横鼻直なることを認得して、すなわち空手にして郷に還る」という言葉の後に続く句です。

変革が叫ばれ、価値観が多様化して、不透明感が漂う世相ですが、真理に根ざした大切なことを失いたくないものです。こんな時代こそ、道元禅師のこのような言葉に学びたいものです。

暖冬という傾向の近頃ですが、この年末年始は各地で寒波が訪れたようですね。久しぶりに雪のお正月を迎えた地区も多いのではないでしょうか。

当山では、除夜にローソクを境内に灯し、平和祈願を行っています。強風が心配されましたが、幸い、穏やかな年越しとなり、盛大なローソクイルミネーションとなりました。
                         

平安な年となりますよう祈念します。