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九州の仏蹟~臼杵石仏

冒頭の石仏は、臼杵の代表的な仏頭(大日如来像)で、数年前までは首の部分から下に落ちていたものを復元したものです。全体のこの仲間の石仏群は次のようになっています。両側に脇仏を従えて三尊仏になっているケースがほとんどです。

        

 以前は、屋根もなく風化にまかすばかりでしたが、近年、しっかりとした屋根と柱で覆われ、監視カメラなどセキュリティーも万全です。

 

 臼杵には、このような石仏群が何箇所もあるのです。この石仏群は、磨崖仏(まがいぶつ)と呼んで、岩盤に直接浮き彫りした仏のことを指します。

 

 

 いつごろ、誰が、何のために彫ったのか、未だに詳細は判っていないそうです。有力な説もいくつかあるようですが、決め手はないようです。

 けれども、古くから信仰を集め、全国にファンも多くいるようです。じっとここにたたずむ姿もあるそうです。この日もスケッチをしている人がいました。
 私は約30年程前に来たことがありますが、面影がなくなるほど整備されているのにびっくりしました。

          

 

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