とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
檀信徒大会レポート
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曹洞宗関東管区檀信徒大会感想レポート
曹洞宗関東管区檀信徒大会に参加して、一言感想を申し上げます。
「広大な宇宙の中で、命を育む星に生まれた私たちは、授かった命を全うし、この美しい星、地球を子孫に託したいと願っています。奪い合う世界に未来はありません。お釈迦様は慈しみの道を示されました。その教えを道元禅師様がわが国に伝えられ、瑩山禅師様が全国に広める基を築いて下さいました。」―――宣言文の中から抜粋―――
四月五日の夜、旅行から帰ってきて直ぐに、我が家の仏壇の前で合掌、先祖の皆に回向證を見せ、「南無釈迦牟尼仏」と唱え、この度の檀信徒大会のことを報告し、感謝の気持ちを申し上げた次第です。
私達夫婦は、毎朝六時三十分にはテレビ体操を実施してから、朝食前に仏様に合掌して「南無釈迦牟尼仏」と唱え、今日の感謝の気持ちを申し上げ、世のため人のために勤めることを誓うようにしています。春休みということで、孫達二人が遊びに来ており、この様子を見ていて、いっしょに合掌してくれました。そこで、宣言文にあったように、孫達に言いました。
「爺と婆はだんだんと小さくなって行くけれども、貴女達はだんだんと大きくなっていくのだから、何でもしっかり食べてじょうぶな身体をつくり、しっかり勉強して先祖を大切にして、授かった命をいっぱいに活かして、この美しい星、地球を守ってください。」
と、お願いすると、「ハイ」と言って返事が返ってきました。何とも言えない安堵感と、とても嬉しい『感動』を覚えました。
家内とは結婚してから四十二年間、いろいろな人生の道を歩んで来ました。その苦難の道のりから、お互いに心の苦しさ悲しさが分かるようになりました。今後は、健康のために努力して、笑顔で合掌しながら仲良く楽しく過ごしていきたいと思っています。青山俊老師のお話しで、未来の子供達を育てるには、家族の愛が大切と申されていました。これからは、「笑顔で合掌」を実行して行きたいと思っています。
・・・・中略・・・
最後に関東管区檀信徒大会のテーマである「一仏両祖の教えを永遠に」を心に抱き、関係の方々に感謝申し上げますとともに、曹洞宗の檀家の一員としまして努力する所存です。
私事ですが、四月二日で67歳となりましたが、今が一番最高に幸福の時と、家内と合掌しながら感謝しております。有難うございました。
平成18年4月8日(花祭りの日に)
以上
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まだ勉強しています。少しは宗門のお役に立てるようなことを勉強したいのですが、なかなかです。
風月さまの日常底こそ、ブログを通じて、いつも感銘しております。益々のご研さん、ご祈念申し上げます。
この度の研修、檀家さん方にとっては印象的だったようで、良かったと思っています。初めて聞いたと、皆言っているのですが・・・。確か、同様なこと話しているとは思うのですが・・・、
やはり改まった雰囲気も大切なのだと、自分でなぐさめています(笑)。