ヤブラン

日差しの強い夏ですが、木陰に入ると、季節の転換を思わせるような花が咲き出しています。お盆を境に、下草類が地味な花を咲かせます。

７月初旬から続いてきたお盆関連の行事・仏事が本日をもって一段落です。この日記も気になっていましたが、落ち着いてパソコンに向かう機会も取れず、なかなか更新ができませんでした。
お寺の休みは？と聞かれますが、原則的には年中無休、２４時間体制なのです。でも、強いて休みといえば、この種の仕事内容のシーズンオフ、空いてくる日時が、ゆっくりとできるときです。この８月の後半のウィークデーなどはそれに当たります。但し、緊急の場合は仕事優先になります。当地区では、先勝・友引の葬儀を避ける傾向がありますので、この時期の先友(せんとも)が、ある程度予定のつく休暇日といえましょうか。
ところが、こういう日に同業者の研修会や会合などが予定される場合が多いのです。ですから、絶えず慌しさが付いて回る職業なのです。

でも、根性のない私なぞは特に、どれもこれも完璧にこなせないので、諸会合には義理を欠くこともしばしば。ドタキャンの多いのも私達の世界の特徴でもあります。一般社会では通らないことですが・・・。

とにもかくにも、しばらくは心と身体を休めてケアに努めたいものです。年々、この夏がハードに思えるのはトシなのでしょうか（笑）。