勝海舟は、「明治維新のとき、幕府方の代表として、官軍方の西郷隆盛と談判し、江戸城を無血開城して、戦禍を防いだ人」です。
この本は、彼の言動について、我々が生きるうえでの参考にとなるように、紹介・解説しています。
「世間に始終ありがちの困難が、一々あたまにこたえるようでは、とても大事業はできない」
「世に処するには、どんな難事に出会っても臆病ではいけない」
「人には余裕というものがなくては、とても大事はできない」
「何事をするにも、無我の境に入らなければいけない」
……などなど。
手近なところに置いて、仕事でつらくなったときなどは、これを読んで、勇気をもらっています。