トシダナルホの余談の時間♪

イラストレータートシダナルホのお仕事紹介と戯れ言

ドアは口程にモノを言う!?

2008-06-11 | インポート
わたしはちょっとしたドア好きです。
家や部屋に入るためにある、長方形のノブがついてたりする例のモノです。

特別意識はしないかもしれないけれど、みんなもこのドアの向こうは
社長室っぽいとか、トイレっぽいとか、会議室っぽいとか、そういう共通認識が
あると思うんです。

その為、職業柄(イラストレーター)ドアと人の絡ませた絵を描いたりするんですけど、
シュチュエーションを分かり易くするのにとても便利なツールになります。
社長室っぽいなー!っていう木製で重そうなドアの絵を描いて、秘書っぽい娘をかけば、
ホラもう、誰だって社長室って分かりますよね。


私の住むマンションはいかにも「関係者以外立ち入り禁止」という佇まいの
重厚なドアの向こうに住まいがあるので、はじめての配達屋さんは必ず迷います。
それで、「この方は、新参者だな。」と察する事が出来ます。


近所の住宅地をウロウロする時は、建物自体は勿論の事、ドアを見て
その家に住む人の性格を推し量る事が楽しみでもあります。

例えば、スタイリッシュで無機質なドアのお宅に住む方は
アーバンライフを夢みてそのドア選んだのだろうし、妙にデコラティブな
ドアのお宅の人は見栄張りかもしれません。
昔からの建物に昔からのドアのお宅の方はモノを大事にするというか
頓着しない人でしょう。

私の最も好きなのは、外国の歴史が染み込んでいるような猛烈荘厳でお洒落なのか
団地特有のビビットな青や黄色の磁石が沢山くっつきそうなドアですね。

皆さんもちょっとお出かけの際にはドアに着目してみるのはいかが?