水野晴郎さんに捧げます。
今日は映画のお話を書きたいと思います。
先日、お友達のジョンソン針ソンさんが、インターネット交流サイトの日記に
私の今、かなり気になっているレーシック(視力矯正手術)を受けたとの報告を
載せたというので、読んでみました。
思ったより怖くなさそうだなー。でも怖いなーと思いながら
ひととおり読んで、他のページもちょぴっとクリッククリック盗み読みしていたら
劇団ひとりさんの小説を映画化した「陰ひなたに咲く」が
オモシロカッタと書いてありました。
私はこれは困る!喝!と思いちょっと旬じゃないけど
キーボードを叩く次第です。
勿論、映画を観て楽しむのは個人の自由ですよ。
でもー!あの映画は全然なっとらん!のです。
楽しめた人は、多分小説を読んでないんです。
原作という使い方はしたくありません。
そもそも小説「陰ひなたに咲く」はいくつかの短編から構成されていて、
その一つ一つに東京の片隅に住む駄目人間だけど、憎めない主人公が登場する
読み終わると心がほっこりとするようなお話達です。
まるで、路地裏のコンクリートとコンクリートの間にひっそりと咲く
小さな大犬のふぐり、小さい癖に大犬のふぐりを
「よく咲いたね。」
「きれいだよ。」
と愛でるような、そーんな優しい愛情にあふれた作品なんです。
そして、一つ一つのたわいもないお話しが後でこっそり繋がったりする
小技が大変憎らしく、効いてるんですね!
川島省吾さん(劇団)という方は、昔いろいろファンの女の子等に
いろんなオイタもしたそうだけど、あの本を読む限り、人間に対して
とても暖かな愛情を持っているように思いました。
※
しかーし!!映画はといいますと
岡田准一さんだの宮崎あおいちゃんだの、今をときめく
日なたで太陽をサンサンと浴びているような人気者が出演し、
はじめっから一つの映画として、数々のエピソードが繋がっている事が
前提になってしまってるんですよ。
これじゃーなんの意味もない!
そして、小説においてのささやかな出来事が
BGMにのせられて、ドラマティックに演出されちゃって、
もういよいよ台無しですよ。
私個人の意見としましては、これはね。
劇団ひとりさんの小説「陰ひなたに咲く」にインスパイアされて
作った映画。タイトルは「大東京」です!って言ってくれれば
納得出来るかもしれません。
でも、まあ全くつまらない訳ではないので
恒例の、原作を先に読むか映画をさきに読むか問答で
言うならば、映画を先にどうぞ!
今日は映画のお話を書きたいと思います。
先日、お友達のジョンソン針ソンさんが、インターネット交流サイトの日記に
私の今、かなり気になっているレーシック(視力矯正手術)を受けたとの報告を
載せたというので、読んでみました。
思ったより怖くなさそうだなー。でも怖いなーと思いながら
ひととおり読んで、他のページもちょぴっとクリッククリック盗み読みしていたら
劇団ひとりさんの小説を映画化した「陰ひなたに咲く」が
オモシロカッタと書いてありました。
私はこれは困る!喝!と思いちょっと旬じゃないけど
キーボードを叩く次第です。
勿論、映画を観て楽しむのは個人の自由ですよ。
でもー!あの映画は全然なっとらん!のです。
楽しめた人は、多分小説を読んでないんです。
原作という使い方はしたくありません。
そもそも小説「陰ひなたに咲く」はいくつかの短編から構成されていて、
その一つ一つに東京の片隅に住む駄目人間だけど、憎めない主人公が登場する
読み終わると心がほっこりとするようなお話達です。
まるで、路地裏のコンクリートとコンクリートの間にひっそりと咲く
小さな大犬のふぐり、小さい癖に大犬のふぐりを
「よく咲いたね。」
「きれいだよ。」
と愛でるような、そーんな優しい愛情にあふれた作品なんです。
そして、一つ一つのたわいもないお話しが後でこっそり繋がったりする
小技が大変憎らしく、効いてるんですね!
川島省吾さん(劇団)という方は、昔いろいろファンの女の子等に
いろんなオイタもしたそうだけど、あの本を読む限り、人間に対して
とても暖かな愛情を持っているように思いました。
※
しかーし!!映画はといいますと
岡田准一さんだの宮崎あおいちゃんだの、今をときめく
日なたで太陽をサンサンと浴びているような人気者が出演し、
はじめっから一つの映画として、数々のエピソードが繋がっている事が
前提になってしまってるんですよ。
これじゃーなんの意味もない!
そして、小説においてのささやかな出来事が
BGMにのせられて、ドラマティックに演出されちゃって、
もういよいよ台無しですよ。
私個人の意見としましては、これはね。
劇団ひとりさんの小説「陰ひなたに咲く」にインスパイアされて
作った映画。タイトルは「大東京」です!って言ってくれれば
納得出来るかもしれません。
でも、まあ全くつまらない訳ではないので
恒例の、原作を先に読むか映画をさきに読むか問答で
言うならば、映画を先にどうぞ!