こんにちは、担任助手の村木です。今日は、タイトルそのまま、計算力についてです。
私はとにかく、算数が苦手な子どもでした。どれくらい苦手かというと、本来は小学２年生で覚えているべき九九が４年になっても覚えられてなくて、７の段とかは指で足し算してたくらい苦手でした。それに気づいた母のスパルタ暗唱教室のかいあって九九はなんとか覚えましたが、そのあともずっと算数ひいては数学が苦手かつ嫌いなまま高校生になりました。
高校では、まず問題の解法がわからず、さらにそれを思いついても計算ミスで正答にたどり着けない…電卓を配ってくれ！と何度吠えたかわかりません。でも入試はそんなに優しくありません。自らの計算力を鍛えるよりほかに道はないのです…
ということで！前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、おすすめの問題集を紹介します。文英堂の「合格（うか）る計算」です。
2桁×３桁や分数の計算といった超基本の計算問題から始まり、二次方程式、ベクトルの内積、微積分…など、実際に受験数学の形のなかで計算演習を積んでいけます。例題で計算のコツなどを教えてもらったあとすぐに演習移る形式になっていて、演習問題自体はわりとすんなり解けるレベルのものなので、「計算」に特化した訓練ができるんです。またこの書いてあるコツがとても簡潔かつ強力なものばかり！
私はこの本で自分の計算プロセスをみなおしてよりミスをしない洗練された方法に変え、その成果はセンター模試の点数に明らかに現れました。本当におすすめです。
受験数学を解くには早く正確な計算は必須です。さらに、化学や生物といった科目でもかなり面倒な数値計算をこなす必要があります。「計算力」はとても大事です。今苦手に感じている人は、ぜひ使ってみてください！