体術その5.
『武器と丸腰』
・武器(刀、杖、棒、ナイフ、ペットボトル等)をもっている
何も持っていない素手。
その区別をしていますが、通常はです。
その区別は大事ですが
元をかえせば、それは同じ戦闘コンセプトです。
どういうことかというと
大昔から、人は石斧をもって、矢を使い、やり・・
石器~青銅器/鉄器などを使います。
しかし戦いの歴史的な過程である変化が起こった時代がありました。
その時が
本当に武器と素手(体術…柔術の原型)が分離した瞬間でした。
その時代は、室町後期~信長・秀吉政権の間と考えられます。
その根拠は割愛しますが(極刀クラスのレッスンではお伝えしています)
その時から現代まで体術は
独自の技を生み出してきました。
その結果どうなったか?
体術の元に流れている
武器術のコンセプトが薄くなり、
忘れられて、今に至っているという事です。
ですから、
その武器術=体術の流れ(秘伝等)を学ばないと
体術は活かせないということです。
ですから、刀クラスのレッスンで体術も行います。
と当会は言っているわけです。