長旅のまえに

好きなだけ、存分に、思ったまま、怒涛のように書こう

2023/11/21

2023-11-21 19:17:41 | 日記
コロナで自粛が続いたせいなのだろう。
ケーキが一回り小ぶりになった。
このお店のこのケーキが好きだ。
味ではない。
甘めのケーキはどちらかと言えば苦手。

でもこのケーキの佇まいがだいすきなのだ。
必ずこのケーキも選ぶ。
お気に入りの紅茶と合わせて食べていると遠く宇宙にまで思いを馳せている気持ちになる。

ケーキで宇宙に旅行ができるのだ。
そんなケーキはこのケーキだけ。



上のケーキはオレンジ風味。
下は半分こにして合体させた。

ラーメンが一番大好きな食べ物だけどケーキをお土産に買って帰ってお茶の用意をする楽しさはラーメンでは味わえない。
幸福な記憶も色鮮やかに残る。
いつまでもずっと。
あっ、惚けるまでか?


2023/11/21

2023-11-21 12:37:09 | 日記
人生のなかで一番、綺麗だと感動した棒アイス。
思い付きもしないこの飾り付け。

食べるのがもったいなくて、でも早く味わってみたくてワクワクドキドキであった。

五種類あった。
どれもセンスよい飾りつけで食べてしまうことがためらわれた。

ポチって押せば簡単に手にはいる。
アイスとしては高価だけれど買えなくはない。
なのにあまりに綺麗だから特別な日に取り寄せたいのだ。
そして私の日常に特別な日なんてない。
誕生日だって嬉しくもないし。

いっそ、今この瞬間、ポチればいいのか?
なんか、それもいやだ。
元乙女の逡巡である。

2023/11/21

2023-11-21 10:48:22 | 日記
昭和30年代。
口開け前の銀座のクラブて女たちは他愛もない雑談をしている。

「今日も見かけたわ。女より綺麗なブルーボーイなんてやんなっちゃうわよね」
美輪明宏のことである。

確かにあんたより極上の美貌だよ。
悪かったわね。
あ~あ、男のご機嫌とりのこんな商売辞めたいわ。
事務員で家族養えるわけないじゃないか、あんた病人かかえてるんだろ。
特技もないし学歴もないんだろ。

美輪明宏から話はいつもそんなふうに流れていく。
一人二人と指名客がやってきてホステスたちの夜が始まる。

美輪明宏の自伝のなかでは人々が化け物を見るような視線だったとあったけれど銀座のホステスたちの目にはまた違う哀しさがうつっていたのだ。
ステージで歌うことと客に酒をすすめることは同じではないかもしれない。
でも戦後のあの厳しさのなか生き抜かなくてはならないのは同じだったことだろう。


2023/11/21

2023-11-21 05:53:24 | 日記
今朝はスタバのキャラメルマキアートに牛乳を少し加えた。
値段が高いぶん美味しいな。
スタバというブランド名で高いのかなと疑ってたけど確かに美味しい。

そういえば知人のお父様が庭にプレハブを作ってそこで日々、インスタントラーメンスープの研究をなさっていた。
個人でスープの研究?
メーカーに持ち込んでデータレシピが採用されれば収入になるそうだ。
40年近くも昔の話だから現代のシステムはわからない。

プレハブ小屋の研究室は料理ではなく科学実験室の赴きなのだそう。
私の大好きなラーメンと大嫌いな科学や数学が渾然一体となった世界。
私にはよく理解できない。
好奇心さえ起きなかった。
でもなんて世界は謎深くできているのだろうとインスタントラーメンスープに感じたのは確かだ。