ご訪問ありがとうございます。
あまりのクドさに我ながら読むのが苦痛になってしまったと言う、前代未聞な言い訳で、前編・後編に分かれてしまった書籍紹介。
しかも自分的には最も避けたかった、“間に何度も別内容の記事を挟む”と言う、禁戒まで破ってしまいましたよトホホ。
スナック感覚でサクサク更新したい…との目標は一体なんだったのか。自問自答しつつ本日のお話を。
⇒前回のお話はこちら。☆ペティーナ・プードルについて書かれた本が見つかったお話・前編
シッポナちゃんこと、ペティーナ・プードルについて書かれた書籍の探求。
以前のお話より続きまして、Dollybirdのvol.30。
Dollybirdでは“古いお人形のリペア”に関する連載があるのですが(などと書きつつ、自分も今回初めて知りました)、vol.30ではペティーナ・プードルのリペアでした。
大変勉強になると同時に、「いや…やっぱり多美子おしゃれ美容室様に頼んで良かった…こりゃ、自分じゃ絶対無理やわ…」と、しみじみ実感致しました。改めて、美の神万歳。
この号にもペティーナ・プードル専用の型紙が付いていて、ダブルのジャケットとジャンパースカート、ベレー帽のセット。
よそ行きの高級感の中にも可愛らしさが光っていて、こちらも作ってみたいです。ちゃんと出来るかなぁ…
最後はこちらの本。
こちらは所謂、“ファッションドールの歴史”についての書籍になります。
特筆すべきは“Queen of the ファッションドール”のバービー嬢からではなく、それ以前のお人形さんについても細やかに解説されている点や、日本・アメリカだけでなく、ヨーロッパにおけるファッションドール・シーンについても取り上げている点でしょうか。
また、日本代表と言えば我らがリカちゃんにスポットが当たることが多いですが、こちらの本ではジェニーについても掘り下げてあるのが凄く嬉しい。
ジェニーももちろん、専門的な本・資料的な本は多々ありますが、お人形全般に関する歴史的な資料本では、バービー史絡み・リカちゃん史絡みで扱われるのがメインなんですよね。
お人形史全体でみれば、ジェニーもまだまだ若手なのかもしれません。
ペティーナ・プードルに関しては1ページ程のコラムですが、“倉庫で発見された謎のお人形服”から正体が判明していくまでのプロセスがまとめてあって、大変面白い読み物になっております。
…お人形に精通している執筆者様でも分からないくらい、ペティーナ・プードルってマイナーなんか…Oh…
表紙は2代目リカちゃん、はるみちゃん、パットちゃん。花のトリオですね…って、なかよしトリオだったかな?どっちだ?
リカちゃんはもちろんですが…改めてみると、はるみちゃんとパットちゃん…めちゃカワやな…
今でも取り寄せが出来るDollybirdの2冊と違い、こちらの書籍は所謂『絶版本』です。
実はペティーナ・プードルの記載があるとは知らない頃から、単純にお人形史の資料として欲しかったので、ゆる~いペースで何とな~く探してはおりました。
古本市場(“いちば”ではなく、“しじょう”です)で何度か見かけましたが、結構なプレ値でしたので、見送ったことも…
ところがですよ。
Dollybirdのvol.2で型紙を提供して下さった作家様が、『ファッションドール大図鑑で初めてペティーナ・プードルを見て~』と、仰っているではありませんか!!
うそやろ?ファッションドール大図鑑にペティーナ・プードル載ってんの?マジで?
ここからは以前とは比べ物にならないくらいに漲る気合、多少のプレ値でも構わないと言う気魄で探し始めたのですが、本気になると拍子抜けするくらいあっさりと見つかりました。しかも安価で。
定価プラス700円程でしたが、地方から宅配便での発送でしたので、プラスの分はほぼほぼ送料。
こういった【相場】はまさに時の運だと思います。
この本と『お人形辞典:ファッションドール編』があれば、着せ替え人形史に関してはほぼほぼ網羅出来るような気もしますが、お人形辞典は未所持なんですよね。これも入手せねば。
いや、やっぱり…お人形さんって華やかで良いです。みんな可愛いな~。
上記3冊以外にも、ペティーナ・プードルに関する本はあるのかな?
先にあげた『お人形辞典』(R様の情報によると、ペティーナ・プードルに関する記載は無いそうです。残念!)を除けば、概ね欲しい資料本は入手出来ましたが…
リカちゃんやジェニーに関する本はそれこそ、持っていないものがたくさんあります。
中でも代表格は、当時のオフィシャルファンクラブだった、『リカちゃんフレンド』と、『ジェニーズクラブ』の会報誌。
ジェニーに関しては一部持っているのですが、リカちゃんの方は全然持っていないのです。
これもまた、ゆる~いペースで探してみるとしますかね。