今回は少し変わったものを入手しました。いつもの1/48リモコン戦車ではなく1/76スケールです。モーターで動くモーターライズ系はモーターと乾電池が収まるサイズが模型のサイズになることが多いような気がします。
メーカーは有井製作所。今のマイクロエースですね。有井製作所の模型部門がマイクロエースです。かつてに存在したプラスチックモデルのメーカーから金型を引き継いで生産を続けてくれる個人的には一番好きなメーカーでもあります。
箱の大きさが違います。シリーズナンバーは2番となっており、他にはタイガーⅠや自衛隊74式、90式、アメリカエイブラムス、ドイツレオパルド2があるようですが、これらのシリーズ全てが1/76なのかなんなのか。以前組み立てた90式は1/48スケールでしたがまったく別の金型を2スケール分も用意するとは考えづらいがどうなんでしょう?
いつものキングタイガーとは箱もひと回り小さいです。そもそもこんなサイズのリモコン戦車があったとは知りませんでした。駄菓子屋さんとかで販売していたのかな?
リモコンも似たデザインでひと回り小さいです。
車体にはモーターが1つ入っています。乾電池が入る場所もあることから元々はリモコンではなくモーターライズで単5か何かの乾電池で走ったのでしょう。
どこか別のメーカーの金型を使って生産して、アリイでリモコンシリーズにして販売をしたのかもしれません。
1/48タミヤのシャーマン戦車と並べて見ます。パットンは第一世代の戦車ですから、同スケールであればもう少し大きいでしょう。やはり1/76で間違いでは無さそうです。ちなみにシャーマンはスケールモデルでリモコン戦車ではありません。
中間の転輪はなんと!動きません。4つ繋がった状態で履帯と設置しないように中に浮かせてあります。トイプラモデルとして割り切った面白い設計です。
何か肝心な部品が欠品しています。
説明書があるので助かります。クラウンギアとウォームギアの組み合わさったような変わった形のギアが使われているようです。
ミニ四駆の部品とウォームギアで似た部品を作りました。音はかなり出ますが車輪を回すことに成功しました。
あ!転輪が折れました。ってか砕けました。
幸いなことに別の転輪と同じ部品を使っていましたので入れ替えました。折れた転輪には瞬間接着材を盛って軸と固定しました。あまり走行に影響が少なそうな箇所に使います。
元からのモーターは動きませんでした。それにしてもあまり見たことないモーターです。同じ有井製作所のミニ四駆風のミニ四駆に似た物が使われていた気がします。
!?軸が折れました。そこが折れるのかね?キミは。
しかも、普通にレバーをギコギコやったのでは接点に触れません。1ミリくらい長さが足りません。レバーがしなるほどに力を入れてやれば接地します。それは折れるよね。
折れた軸にプラ材で裏打ちをして固定しました。
ゴムの履帯をはめて見ますが、硬くてモーターが負けてしまいます。劣化なのか?元からなのかは不明ですがキツすぎです。何か履帯に代わるものを見つけるしかないです。
手前の青い物はゴム手袋を切った物です。コレを劣化した履帯の代わりにはめて僅かな距離なら走行する事ができましたが、コレでは終われませんね。
劣化していますが、ゴムの履帯をはめて見ました。
最後に記念撮影です。同時期に作り始めたタミヤの1/48シャーマン戦車が一足先に完成してます。
1/76だから小さいですね。