旅の裏の手&ポエポエの日々

幸せになった元野犬「紋二郎」日記と本業旅情報

老猫介護の思い出

2008-12-15 22:07:11 | ネコ日和

ミヤ君が旅立って半年経ちました、早いような遅いような・・・介護中の思い出が次々に浮かんできて「思い出は宝物」って意味を痛感。そんな少し笑える介護の思い出

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上の写真は亡くなる5日前の写真、すでに自力で食事・水分補給・歩行・排泄も出来ない体重1キロになってしまった状態・・・しかし「自力でここから出られないんだから早く出してよ」って表情イキイキ。顔だけ見るととてもそんな状態と思えないけど実際体は この写真を見る な状態。


筋力低下で歩けない・座れない・・・ならば私は這ってあのクッションに移動するの!ってソファーから落下しても安全な様に下に置いてあったクッションに這って移動「ひょえ~やめて!」と半分ずり落ちたミヤ君を無事キャッチ!それがなんと亡くなった当日の行動。まったく凄いというしかない肝っ玉母さん。


ひどい時は1晩に2~3回呼吸困難を起こしていたミヤ君。お医者さんからもらったチューブ付き注射器でタンを吸引するか、少量の水を入れるかして対処していました。安心できるよう心臓の音が聞こえる左側に寄り添わせ腕(肩?)枕で1ヶ月以上一緒に寝ていました。呼吸が困難なので「ゼーゼーハーハー」と苦しそうな呼吸が耳元・・・私も眠れるわけはありません。そんなある日・・・深夜突然の呼吸困難!「注射器!注射器!」とベットから飛び起き注射器を取りに~・・・バン!「痛っ」あらあらドアは数センチ右側、みごとに顔面から壁に激突!痛くてクラクラしながらも「注射器・・・注射器・・・」と無事処置終了。頭は起きているのに体は寝ているというのは初めて体験し処置後深夜一人で大笑い


車の助手席で一緒に通勤していたまだ少し自力で座れた時、けやき通りを走行中まるで犬のように助手席の窓の縁の前足を乗せ外の景色を堪能するミヤ君。左側の景色を見て・正面の景色を見て・私を見て「すごいね!なんか人や車やいっぱいいるね!」ってなんだかわくわくした表情で私に同意を求める様子。車が止まる度にヨロっとするので片手でミヤ君を支つつ天神へ。PickUpの為、駐車場に車を止めキャリケースにミヤ君を入れ(いつ呼吸困難が起こるかわからないので24時間体勢)天神の街へ、怯えているかな?と歩きながらキャリケースを覗くと「すごいね!人いっぱいいるね!」とまたもやわくわくした表情で同意を求める様子。本当に・・・肝っ玉母さんなミヤ君


まだまだ寝相の悪い私に怒ったミヤ君に土下座で謝ったり・深夜「なんか左手が暖かいな」って目を覚ますと、すっぽり私の左手にミヤ君の前足が乗っていて嬉しくって軽くニギニギするとミヤ君もニギニギして返してきてなんかほんわか幸せになったり・・・本当に沢山の思い出があるので触れないけどずっ~と一緒にいるような感じお盆には帰ってきたし


この先一生ミヤ君は自慢の肝っ玉母さんです!

コメント
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