旅の裏の手&ポエポエの日々

幸せになった元野犬「紋二郎」日記と本業旅情報

東北地方太平洋沖地震

2011-03-16 20:45:58 | ニュース

日本国中多くの方が、今回の地震で亡くなった多くの方また大切な家族・友人を失った方々の心情を思い心苦しい日々をおくっています。


私個人の親類も、地震発生時福島県いわき市の沿岸におり当日は東北・関東地方へ行かれていたお客様方の安否確認をしながら、つながらない電話を何度もかけ心配で気も狂わんばかりの心情でした。


深夜12時頃やっと電話があり、家族全員無事との知らせを受けました。ただやはり津波に追われ会社も流され奇跡的な生還と聞き、安堵すると同時に冷や汗が出ました。帰宅後、やっとTVを見ると想像以上の被害で、叔母の話で「走って逃げている時、もうダメもう走れない、もう福岡に会いに行くこともできない」となかば諦めかけたという話を思い出し、どれほどの多くか方が叔母と同じ思いをし。。そして亡くなったかと思うと心が苦しく又言葉もなく画面を凝視するしかありませんでした。


今旅行業界は、旅行者の安否確認・数百,数千に上るキャンセル処理・キャンセル料免除への対応で、各社深夜まで仕事をして全員疲労困憊の状況です。収益も下がり・今まで手配/予約に費やした時間はゼロとなる仕事を深夜までしています。でも・・


「東北の人達のことを考えたらそんな事言っていられない」


極力旅行代金全額返金の方向で動き、東北に復興の兆しが見えたらその分を「東北地方へ観光」と言う形で少しでも東北地方の方々の助けになれたら・・笑顔を取り戻せる手助けになれたら・・とそんな思いで仕事をしています。旅行業界は、義援金は別として食品・飲料業界/衣料業界などと違い今直接目に見える形での東北への援助は難しいですが、元気になる手助けにはなれると思います。


大手旅行会社の方が、落ち着いたら「東北応援キャンペーン」を実施する予定だとおっしゃつていました。


その時には、福岡の小さな小さな旅行会社ですが一人でも多くのお客様を送客出来るよう頑張ります。


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先日“保健所”から当店に来た紋二郎君、一時は殺傷処分対象となったつらい過去がありますが、今無邪気におもちゃを持ってきて「遊んで?」とねだる幸せそうな顔を見ると癒され・もっと頑張ろう!という気持ちさせてもらっています。

コメント
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