
本殿の左横に、御神木(筆柿)があります。

人麿公が石見国(島根県)より、都に行かれるみちすがらに、持ってきて植えられたということでした。
婦人が懐中すれば安産であると⋯⋯⋯。
本殿の両脇の狛犬、最初が本殿右側のもの、次が左側のもの。


たてがみに巻き毛を多く有する点が独特で、尾に巻き毛が多く横に広がらない点も珍しいそうです。
台座に1754年の銘があり、現存する石造狛犬としては、明石市だけでなく播磨でも最古の作とされます。
八房梅。

元禄時代に、赤穂浪士の間瀬正明が、主君である浅野長矩の仇討ちを祈願して植えたという梅⋯⋯⋯。
1つの花に8個の実がなることからこの名があります。
御祭神句碑。

亀の碑

次の観光ポイントの「月照寺」に向かうため境内の外へ戻りました。

この人丸神社(柿本神社)前の日時計のあるところは、有名な松本清張の小説の「Dの複合」に出てきます。
私も若い頃から清張の小説は大好きで、ほとんど読みました。
Dの複合もおもしろい話でした。
機会があればぜひ読んでください。
次の黄色の線に沿って番号順に歩いていきます。

月照寺は、歩いて1分もかかりません。すぐ隣にあります。
昔は、月照寺と柿本神社はいっしょだったとのこと。
月照寺にきました。

811年に、今の明石城のあたりに空海が開いたのが始まりの寺。
中に入らせてもらいました。

次の建物が本堂です。

本堂前のお庭。

山門の方を見た風景です。

山門は、伏見城の薬医門、明石城の切手門としての役目ののちに、ここに移築されました。
秀吉建立の歴史を刻む豪壮な風格の門。
鐘楼。

東経135度の日本標準時子午線上にあり、県下随一の大梵鐘⋯⋯⋯。
一撞きの余韻は3分半にも及ぶそうです。
手前にある木は、柿本神社にもあった「八房の梅」。
右が「人丸観音」、左が「ふれ愛観音」です。

山門から鐘楼の方を振りかえった風景。

この山門を出て、次の観光ポイントの「本松寺」に向かいました。
森の中を下っていきます。

約6分ぐらいで、月照寺から本松寺に到着。

この石段を上がると本松寺⋯⋯⋯。