気持ち的には、すっかりまいっていますが・・・書く!最後まで書いてみる。
病室で、ベッドに横になりずーっと考えていました。先生の言った事がかなりのショックでした。
(後悔しないように生きる・・・?)
(簡単なようで難しい生き方だ。俺にできるとや?)
(今まで、後悔の連続やったよ。)
(土木屋の息子っていうだけで、理不尽な要求をされたり・・・)
(罵られたり・・・)
(ずーっと、後悔しながら生きている。)
(今でもそうだ。そんなにタフに生きているんじゃないのに・・・)
(見た目はかなりタフに見えるんだろうが?)
数時間、考えた後、とにかく自分がやらなければいけない事を簡単に実行できる事から始める事にしようと思うようになりました。
考えていても、時間は同じように進んで行くんだし、もし、本当に3年間で同じように心臓に異変でもあったとしたら、もたもたしていた時間がまったく無駄になってしまうじゃないか?と結論づけました。
・まず、働く事、
・そして、今まで通り子供の養育費を払う事、
・ちょこっとでも貯金して、アメリカに友人に会いに行く事。
この、3つを実行する事をベッドの中で決めました。私の出来るシンプルな事柄です。他人にとっては、くだらない事ですが、私にとっては重大な決心だったのです。
私は、決心し眠りにつきました。
翌朝、朝食をすませた後、母は10時前には退院の為、迎えにきてくれました。
母は、
「どえんね?調子は?」
私、
「うん大丈夫、早うラーメンば食べたいよ。」
「荷物は、もう全部片付けたけん。挨拶だけして行こう。」
私たち親子は、ナースステーションと先生のところに挨拶をしに行きましたが、先生も診察でいなくて、看護師の江○さんもいませんでした。いろいろとお世話になったのをよろしくお伝えくださいと伝言しました。
病室には、明るいコンビニ経営者の方がおられました。
私、
「今日で退院です。いろいろとお世話になりました。」
コンビニ経営者さん、
「うん、良かったねー!先にモツ鍋ば食うてきない!」(笑)
私、
「とりあえず、長浜に行ってきます。」(笑)
コンビニ経営者さん、
「おっ!良かねー。なら大事にね。」
私、
「○○さんにも、よろしくお伝え下さい。」
コンビニ経営者さん、
「うん、わかった言うとこー。」
私は、病室にいない長老の事をコンビニ経営者さんに伝言し病室を、母と二人で出ました。
支払いをすませて、病院を出るとものすごくいい天気でした。
私は母に、
「車のキーば。」
と言うと、母は、
「大丈夫ね、あんたが運転して?」
私、
「病気で手術したっちゃー、俺の方がまだ母ちゃんよか運転は上手かろーもん。早うキーばやんない。」
母は、キーをだし、私が運転しました。
私、
「やっぱー、外はいいばい。今日は天気もいいし。なら、長浜ラーメンば食べに行こうかね。」
母、
「そうやね。」
私たちは、『元祖 長浜屋』に行きました。
まだ、その頃は本店(今は本店は無くなっちゃいましたけど、支店の方はあります。)の方は食券を買うのではなく、注文でした。
「カタと普通。」
と注文すると、すぐにラーメンが出てきました。食べていると母が、
「私、ここのラーメン屋は初めて来たよ。」
私、
「そうね?連れて来た事なかったかいな?俺は高校の頃からよー来よったよ。ほら、ラグビーが終わってからバイトで魚市場に行きよったろーが。」
母、
「そうやったねー。」
私、
「大体、母ちゃんはラーメンあんまり好きやなかったやん。」
母、
「うん、ばってんここのラーメンは好いとうよ。見た目よかあっさりしとう。」
「美味しか。」
私、
「そうね、そらー良かったたい。」
母は、満足そうでした。
私たちは楽しくラーメンを食べ、家に帰りました。
・・・つづく
病室で、ベッドに横になりずーっと考えていました。先生の言った事がかなりのショックでした。
(後悔しないように生きる・・・?)
(簡単なようで難しい生き方だ。俺にできるとや?)
(今まで、後悔の連続やったよ。)
(土木屋の息子っていうだけで、理不尽な要求をされたり・・・)
(罵られたり・・・)
(ずーっと、後悔しながら生きている。)
(今でもそうだ。そんなにタフに生きているんじゃないのに・・・)
(見た目はかなりタフに見えるんだろうが?)
数時間、考えた後、とにかく自分がやらなければいけない事を簡単に実行できる事から始める事にしようと思うようになりました。
考えていても、時間は同じように進んで行くんだし、もし、本当に3年間で同じように心臓に異変でもあったとしたら、もたもたしていた時間がまったく無駄になってしまうじゃないか?と結論づけました。
・まず、働く事、
・そして、今まで通り子供の養育費を払う事、
・ちょこっとでも貯金して、アメリカに友人に会いに行く事。
この、3つを実行する事をベッドの中で決めました。私の出来るシンプルな事柄です。他人にとっては、くだらない事ですが、私にとっては重大な決心だったのです。
私は、決心し眠りにつきました。
翌朝、朝食をすませた後、母は10時前には退院の為、迎えにきてくれました。
母は、
「どえんね?調子は?」
私、
「うん大丈夫、早うラーメンば食べたいよ。」
「荷物は、もう全部片付けたけん。挨拶だけして行こう。」
私たち親子は、ナースステーションと先生のところに挨拶をしに行きましたが、先生も診察でいなくて、看護師の江○さんもいませんでした。いろいろとお世話になったのをよろしくお伝えくださいと伝言しました。
病室には、明るいコンビニ経営者の方がおられました。
私、
「今日で退院です。いろいろとお世話になりました。」
コンビニ経営者さん、
「うん、良かったねー!先にモツ鍋ば食うてきない!」(笑)
私、
「とりあえず、長浜に行ってきます。」(笑)
コンビニ経営者さん、
「おっ!良かねー。なら大事にね。」
私、
「○○さんにも、よろしくお伝え下さい。」
コンビニ経営者さん、
「うん、わかった言うとこー。」
私は、病室にいない長老の事をコンビニ経営者さんに伝言し病室を、母と二人で出ました。
支払いをすませて、病院を出るとものすごくいい天気でした。
私は母に、
「車のキーば。」
と言うと、母は、
「大丈夫ね、あんたが運転して?」
私、
「病気で手術したっちゃー、俺の方がまだ母ちゃんよか運転は上手かろーもん。早うキーばやんない。」
母は、キーをだし、私が運転しました。
私、
「やっぱー、外はいいばい。今日は天気もいいし。なら、長浜ラーメンば食べに行こうかね。」
母、
「そうやね。」
私たちは、『元祖 長浜屋』に行きました。
まだ、その頃は本店(今は本店は無くなっちゃいましたけど、支店の方はあります。)の方は食券を買うのではなく、注文でした。
「カタと普通。」
と注文すると、すぐにラーメンが出てきました。食べていると母が、
「私、ここのラーメン屋は初めて来たよ。」
私、
「そうね?連れて来た事なかったかいな?俺は高校の頃からよー来よったよ。ほら、ラグビーが終わってからバイトで魚市場に行きよったろーが。」
母、
「そうやったねー。」
私、
「大体、母ちゃんはラーメンあんまり好きやなかったやん。」
母、
「うん、ばってんここのラーメンは好いとうよ。見た目よかあっさりしとう。」
「美味しか。」
私、
「そうね、そらー良かったたい。」
母は、満足そうでした。
私たちは楽しくラーメンを食べ、家に帰りました。
・・・つづく