ひょんなことから幽霊週間になりました(笑い)。ついでに少し画像を。
有名な(そしてスキャンダルとして扱われることも多い)霊媒フローレンス・クックによる
「ケイティー・キング」霊の全身物質化現象の写真です。白いベールの女性が「霊の姿」です。
繰り返しになりますが。
《フローレンス・クック(1856―1904)は、幼い頃から霊視などの能力を発揮していたが、15歳の時交霊会に参加し、テーブルのみならず自らの体が浮揚するという体験をして、霊媒の道を歩むようになった。その後自動書記現象が現われ、霊現象を統御しているケイティー・キングという女性の霊が現われた。ケイティーは、18世紀にジャマイカ総督になった海賊ヘンリー・オーウェン・モーガンの娘アニーだと自己紹介したという。そして1872年から、ケイティー・キングは「物質化現象」を起こし始め、1年ほど後には全身物質化を果たすようになった。これは、トランス状態に入った霊媒クックを小さなキャビネット(暗室)の中の椅子に縛りつけておくと、蝋のように真っ白な女性の全身像が出現し、参加者と微笑みながら会話をする、というものであった。時にはいくつもの霊の顔や体が出現することもあった。》
ジャック・ウェバーによるエクトプラズム
(ハリー・エドワーズ『ジャック・ウェバーの霊現象』世界心霊宝典第四巻、梅原伸太郎監修、近藤千雄訳、国書刊行会、より)
ウェバーの口から生成されるエクトプラズム。
エクトプラズムは粘膜部分から発生することが多い。
エクトプラズムのアームによってメガホンが持ち上げられている。
エヴァ・Cによるエクトプラズム
エヴァ・C (Eva C., 1890-1943 仏)
物質化現象(エクトプラズム)の写真撮影で有名なフランスの物理霊媒。本名マルト・ベロー。リシェ、シュレンク=ノッツィング、ジュレらの研究に協力。エクトプラズムの研究に大きな貢献をした。
エヴァのケースでは乳首からエクトプラズムが出ているのもありました。
マージャリー・クランドンのケースではお臍から黒い手が出ているというのも。
あんまり気色のいいものではないので(これでも充分そうだろ)ここには引用しませんでした(笑い)。
なお、YouTubeに、マニトバ大学のハミルトン教授の収集したエクトプラズム写真の紹介動画がありました。静止画ですが、けっこう数があります。
T.G. Hamilton's Photos of Ectoplasm(YouTube)
今は Google の画像検索とか YouTube とかでいろいろヒットしますので、探索したい方は
英語で(たとえば ectoplasm, spirit photos, ghost photos, Florence Cook, Eusapia Palladino, Eva.C, Margery Crandon などの言葉で)引くといろいろ出てくると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます