NPOつくばアーバンガーデニング(TUG)のブログ
花や緑でまちを楽しく(T)美しく(U)元気に(G)する活動をしています。
 



 世界の子どもたちへの募金をお渡しする準備ができたので、関係者にお声をかけて、無理なく集まれる方々に集まっていただきました。
 1月28日夜7時に、希望の学校代表のスルタニさん、やしの実の会代表の冨岡さん、チャリティコンサート実行委員会の橋本さん、武守さん、筑波大芸術専門学群2年生の田中さん(今回の筑波大クリスマス応援隊のリーダー)、吉井さんがTUG事務所に集まってくれました スルタニさんから、アフガニスタンの厳しい情勢をお聞きしました。カブール市内が大変危険なため、学校に出てこられる女性たちが少なくなっていること。それ以前に女性が教育を受けることに対する偏見がまだまだ強く、多くの女学校が爆破されていること。それでも、そんな中でも教育の機会を求めてがんばっている女性たちがいることなど。日本から巨額の資金がアフガニスタンに拠出されることについて、本当に必要としている人にとどくにはとても困難がともなうだろうとのことでした。(だからこそ、スルタニさんのような方が身近にいらして、安心して気持ちを託すことのできる私たちは幸運だと思います。)
 やしの実の会の冨岡さんからは、1月にフィリピンに行ったときのお話を聞きました。子どもたちが貧しくても生き生きしているという話から、ワークショップをやったときに、「出産」とか「お葬式」とかいう日本の子どもたちだったら真っ白になってしまうようなテーマが出されても、フィリピンの子どもたちはすぐにその情景を表現できる、日本では、子どもたちが人の生と死に接する機会がないのではないか、という話になりました。
 ところが! 筑波大2年の吉井さんは、4番目の妹をお母さんが自宅出産され、それを弟妹と共に手伝ったのだそうです。吉井さんは、赤ちゃんが出てくるのを鏡を持ってお母さんに見せる役割で、お母さんはそれを絵本にされ、絵は主に吉井さんが描いたのだそうです。
 今回の募金箱の絵を描いてくれたのは吉井さんだったのですが、とても生き生きした絵でしたよね!日本の若い人たちも負けていません!

田中さん(写真奥)、吉井さんから、希望の学校のスルタニさんへ募金をお渡ししました。



やしの実の会の富岡さんへもお渡ししました。



なお、cff(caring for the future foundation)からは、前回の募金に対し、次のようなお礼状をいただきました。その寄付で、サウンドシステム(スピーカー、マイク、マイクスタンド)を購入し、cff「子どもの家」で子どもたちと共にしあわせいっぱいのクリスマスパーティーを開くことができたという、現地スタッフからの報告のお手紙もいただきました。



 また、やしの実の会からも、前回の寄付に対し、こんな感謝状をいただいています。
 


今年も、有効に活用していただけるとうれしいですね!
 
cff、アジア友情の会への募金も、近いうちにお届けしてきます。




 


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 さて、100本のクリスマスツリーでは、会場に募金箱を置いて、つくばを中心に活動しているNGOをとおして世界の子どもたちに贈るお金を集めています。募金箱や、4つのNGOを紹介するポスターは、筑波大芸術専門学群の学生さんたちの力作です。



おうちの形の募金箱にはそれぞれの活動をあらわした絵が描かれています。4枚のポスターは、文字と写真でそれぞれの活動と、募金の目標額、何に使われるかを説明しています。
前にもご紹介しましたが、もう一度復習すると、「やしの実の会」が、小学生10人と中学生10人が、1年間学校へ通えるためのお金、合わせて40,000円。「アジア友情の会」が、絵本と絵本の文章部分を送り先の国の言葉に翻訳したシールを買って、送り先の国の絵本にする費用が1冊2,200円、それを30冊送りたいということで、66,000円。アフガニスタンのお母さんたちが洋裁や読み書きを学んで自立することをめざす「希望の学校」では、ロックミシン2台を購入費用と冬の暖房費用として80,000円、フィリピンで子どもの家を運営する「cffjapan」は、来年6月に高校へ進学する4人の子どもたちに、初年度の学費と学用品を贈るための費用56,000円を目標としていました。

 また、100ツリ・チャリティコンサート実行委員会の皆さんは、チャリティ・コンサートを催してお金を集めてくれます。チャリティ・コンサートのようすは、12月25日の記事をご覧くださいね。

 さて、今回集まったのは、まずオークラフロンティアホテルつくばのチャペルで開かれたチャリティーコンサートでの募金が76,648円。チャペルアポロンはとてもすてきな会場ですが、大人数を収容できるホールではないので、この額はとても大きな数字です。実行委員会の皆様、ボランティアで演奏してくださった音楽家の皆様、快く会場を提供してくださったオークラフロンティアホテルさん、本当に有難うございました。
 ピアニストの内田さんは、ホームコンサートでも募金を集めてくださいました。お子さんがこんなにかわいい募金箱を作ってくれたそうです。



この募金箱に入っていたのが6,782円。

会場の募金箱に入っていたのが、それぞれ「やしの実の会」15,178円、「アジア友情の会」18,214円、「希望の学校」19,601円、「cffjapan」14,838円。

 コンサートの募金を等分し、募金箱の金額を足すと、「やしの実の会」36,036円、「アジア友情の会」39,071円、「希望の学校」40,458円、「cffjapan」35,696円となりました。

 目標額に達しなかったのは残念ですが、とても多くの方が温かい気持ちを寄せてくださった結果で、十分お役に立つのではと思います。また、長い間、誠実に活動を続けているこれらのNGOがあるからこそ、私たちは、経済的に厳しい環境にある子どもたちのために、自分たちの気持ちを届けることができるのですね。4つのNGOにも感謝したいと思います。

 ご協力くださった皆様、本当に有難うございました。







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 思う存分ご紹介しないうちに、26日の撤去をもってなくなってしまったクリスマスツリー。でも名残惜しいので、もう少し写真をご覧くださいね。
 かわいいハリネズミ(と思う)。体はマツボックリでできています。

 

 これはリアルなハリネズミ。
 


 動物はほかにもいろいろありました。これはセロ弾きのゴーシュの足元でセロを聴いている猫たち。みんなになでられすぎたので?、途中で木製に代わっていましたね。



 こちらはカラスのパン屋さんの子ガラス。陽気にとんでます。



 こちらはでっかくて迫力のあるトンボ。


 
 そしてこちらは魚がとれて喜んでいるネコ?



 プランターつながりで、こちらへ。 
 プランターの一面がアドベントカレンダー。布でできています。その手間を惜しまない姿勢に感嘆。(もちろんツリー全体がその姿勢でつらぬかれています)

 

 
みんなをハッピーな気持ちにしてくれたお菓子のツリーのうちでも、わたしはこのロールケーキがイチ押しでした。



このチョコが二押し。



しかしこのタルトも捨てがたい。



それを言うなら、このどらやきも。(脇役でもここまでおいしそう)



そしてこれはツリーのトップ。見落としていた人が多いと思うけど、テーブルに置いたら本物と見まがいそうな凝ったケーキが載っていたんですよ。



おいしそうと言えば、こちらも。



実物はこれよりもっと本物のちくわらしかったんです。つくりは他のツリーよりずっとシンプルなのですが、アイデアの勝利ですね。おいしそうと言えばもう一つ。



みんなが見とれるくらいに力のこもった、食べると元気になりそうなフルーツたちでした。

 さて、こちらは星関係。今年はおいしいもののツリーもたくさんだったのですが、星のツリーもたくさんありました。でもそれぞれに工夫があって、どれもすてきでした。アート大賞となったこちらは、一つ一つの星が六角形(に見える)立体ですが、それが全部手づくりでできています。
 
 

 そして、星座の解説書つき。


 こちらも見てください。白鳥の絵に星がついていて、これもわかりやすいですね。



 ここからはジャンルなし(ここまでもあったのか?)。以前、このゆきだるまさん紹介しましたが、夜の写真だったので、今一度このきもかわいさ?をご堪能あれ。



 こちらはかわいい人魚です。とても手が込んでいます。



 機関車のぼく。



 パイナップルのわたし? 石垣島のイメージがツリーいっぱいに飾付けられていました。



 りりしいサッカー少年の後姿です。



 シンデレラと王子様のさっそうとした晴れ姿。


 これも前にご紹介しましたが、花火しているところがよく見える写真が出てきました。


 絵本から、登場人物が浮き出しています。



 こちらの絵本もすてき。





 あったかいてづくりのオーナメントをいくつか。





このランドセルをあけると



ランドセルの持ち主のゆめが。
1年生のクラス全員のゆめが、ひとつひとつのランドセルに詰まっている夢いっぱいのランドセルツリーでした!

アメリカから来て、つくばではじめての冬を過ごすスペンズファミリーは、楽しい雪だるまのツリーをつくってくれました。



はじめてさんかしてくれたモンテッソーリ子どもの家の「はじめの一歩」は圧巻でした。いきおいよく天に伸びていくかんじがよく出ていましたね。



みんながほしい「どこでもドア」



このドアから、世界中へ、そして宇宙へと、みんなの夢が広がっていくことを願って、ひとまずこのブログでのオーナメント紹介を終わりたいと思います。

次回、世界の子どもたちへの募金の結果をお知らせしますね。





 












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