私の大学時代の専門用教材、持っていても無用の長物なので今日のモノ、もちろん実家モノです。歴史書といえば吉川弘文館です、これも。真面目にお勉強なさる方だったらきっと有益な教材です。
私は史学科(歴史学科)卒業、とはいえないくらいの浅薄な知識です。年号とか覚えるのが得意なくらいだから大丈夫かな… 全く大丈夫じゃなかったです。みなさん真面目な学生が多くて、研究熱心で… アルバイトばかりしていた私にはついてゆくのがようやっと、なんとか卒業させてもらって今があります。その中で私が最もといえるくらい苦手にしていた古文書が出てきました。その中でも私が好意を持って覚えているのがこの写メのカラカサレンパンジョウだけ。この形式は一揆の時などに首謀者がわからないようによく採用している方式ですよね。ほかには今の大河ドラマ関連だと朱印状(戦国大名の公的文書:むかし朱の印鑑なんて使っていたのはエラい人だけ)や嘉祥(年号:平安時代)の世の証文など「基本的なもの」が載ってます。基本的かどうかもわからないのですが、そう書いてあります…(苦笑)
このカラカサ… 私の本当に浅い知識で解説すると足利政権末期戦国の世、室町幕府があてにならなくなってきた中で有力な地侍たちと毛利の殿様(この時期はまだ殿様じゃないのかな…!?)がこういった形で連盟を組んで、地頭などの権力者と戦っていた証文だということ。この中に自分の手下の者が入っていない(んだそうです)ところをみるとそうやって地侍を取り込んでいって後の自分の地位を築き上げていったというところだということです。
人の掌握の仕方も色々とあるもので、この毛利の殿様の手法がなんとなく気に入っているだけで、勉強や研究、学習はほぼ全く覚えていません。でもそれでいいのでないかね… 何かひとつ学んで活かしているのだから、と屁理屈を言って今日のは始末しました。先日そういえば毛利=萩を観光したのも何かのご縁かも。で本当に勉強したものだけを残そうと思っていますのでこれはこうやって記事で残して終わりです。本当に勉強したものだけ…無いかもしれません(苦笑) 以上、今日もご訪問いただきありがとうございました。ちょっと気持ちスッキリ、まだ暑い夏に昔のモノ片付けますっ!
8740個 モノを捨てました!(^_^)