いわゆるモリカケ問題というのがあったのでカケのことが書いてあると聞いて買って読んでみました。原さんは元官僚で、規制改革推進会議委員。
その当時前川喜平氏が「行政が歪められた」と仰っていましたが、この方によると「歪められた行政をただした」んだそうです。テレビの取り上げ方が前川氏一辺倒だったから少々疑問に思ったのですが、その後何も話題にならないところを見ると確かにただされて運用されているような気もします。ぜひその後の話や報道も欲しいもの。 そういえば加計学園は岡山だよねえ… 学生とか来たら活性化されて却って良いのではないかな?!(勝手な思い込みかも?!) 結論は事案に詳しくなくて何とも申し上げられないのですが、都市部に集中する大学生もそれこそ文科省に何とかしてほしいなあ、と思うところです。
本自体は1000円カット(今1000円で切ってきれなくなったよねえ…)に謎の洗髪台があったりとか、放送法の話、携帯電話、コンテンツ関係のハードソフト分離の話など岩盤規制を解析しておられました。日本型の長期雇用、年功序列… 確かに機能しなくなっているものは変えていかないと、そう思いながら読み進めましたが、本は持たない主義、ということでしっかり読んで今日のモノです。
ちなみに諸外国と比較した労働生産性の話も… この本に書いてあるのじゃなく持論ですが、労働生産性とは何ぞや?!いつも思っています。単純にいえば労働成果を労働時間で割ったもの、なんですが、日本の芸術的な作品とかおもてなしのように時間をかけて丁寧に作って価値向上させたモノを果たして労働生産性の名で切って捨ててよいものかどうか、いつも疑問に思っています。そこは日本は日本の道を行けば良いのではないでしょうか。熟練とか手間暇とかあって初めて日本が誇るメイドインジャパン、巷に最近大挙してきた外国人の方が楽しまれているのを見るにつけ、わが道を行くでいいよーな気がしています。本は人の感情を刺激していい時間をくれます、なかなか普段持てないじ時間ですが… ということで今日もご訪問いただきありがとうございました。
8789個 モノを捨てました!(^_^)