あのなつ日記

毎日、色々な事を考えてます。

お仕事につながればと、一生懸命、書いています。

破壊神の話

2016-03-19 03:14:20 | コラム
ヒンドゥー教には最高神として、以下の三貴神がいる。
破壊神シヴァ、創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ。


一神教と多神教で分けた場合、これは多神教に該当すると思われがちだが、実際には一神教の部類に入ると思われる。
一神教の概念としては、唯一絶対の神以外の存在は認めないとものだが、ヒンドゥー教もこの三貴神以外は認めていない。
多神教が割合緩やかに他の神を認めているのと比べれば、明らかに多神教とは異なものであることがわかる。

ヒンドゥー教徒は、自身のお気に入りの神をこの三貴神から選び、その神さまに一生帰依する。
例えばAさんはシヴァ、Bさんはブラフマーと言う具合で、好きな神さまを選んでそれを唯一絶対の神とする。
なので、一神教の概念と変わらないだろう。


この三貴神の中で、一番人気があるのが破壊神シヴァである。
創造神ブラフマーが一番人気になりそうだけれども、そうではないらしい。

しかも、遥か古代からこの人気は変わっていない。
あの釈迦の立場はヒンドゥー教では、破壊神シヴァの9番目の生まれ変わりと言うことになっている。
インド一番のアイドル釈迦を、破壊神シヴァに当てるところなんか、いかにも一番人気という感じか?


しっかし、「破壊神」が一番人気なんて、インド人ってそんなに攻撃的なんだろうか?



この、破壊->創造->維持と言うサイクルは、全ての変革時に現れる。
政治、経済、ビジネス、恋愛や人生だってそうだ。
過去の日本の国家変革時にも同じサイクルが現れている。


戦国時代の破壊神は、「織田信長」だろう。
既存の概念をことごとく破壊し尽くした。
比叡山焼き討ち(既存の宗教利権の破壊)、楽市楽座(既存の商業利権の破壊)。
戦法や布陣、部下の扱い方や徴用の仕方、どれをとっても型破りだ。

次に現れる創造神だが、国家の変革時には、統一、平定、新国家建設という形で現れる。
なので、該当するのは「豊臣秀吉」だろう。
彼は国内を統一、平定する。

それでバトンタッチすれば良かったのだが、少々権力に留まりすぎた。
破壊神は破壊しかできないのと同じく、創造神はそれしかできない。
秀吉は死ぬまで拡大路線、朝鮮だろうが明だろうが、突っ走るしかないのである。

そうなると、当然、維持神は「徳川家康」だ。
彼はこれから先、250年続く江戸幕府を築き上げる為の基礎を作る。

この各過程のバトンタッチがうまくいかないと、国を誤る。
上記の例では、秀吉->家康のところでもたついた。
なので、朝鮮出兵は相当痛手を被った。
鳴くまで待ってる場合じゃなかったよ。


この辺が上手く言ったのが幕末だ。
まあ、あの時代、もたついていたら植民地になっていたから、奇跡のバトンタッチと言ってもいい。


破壊神は「坂本龍馬」。
やはり彼が既存のしがらみを断ち切ったのが大きい。
武士が美徳としてきたものでも、革命に必要ならば0ベースで考え、改めていった。

創造神は「西郷隆盛」だ。
京都から函館まで全国を平定していった。
戦国末期はここのサイクルでもたついた。

やはりと言うか、西郷も朝鮮出兵を言い出した。
国内を平定した後、更なる戦線拡大が好きだからだ。

しかしながら、ここのバトンタッチがうまくいった。
西郷が矛を収めたのだ。
これが出来る人間はそうはいない。

幕末の奇跡は彼のこの行為に依るものと気付いている人間はどれほどいるのか?
大方の革命の失敗は、サイクルが上手く廻らないこと。
明治維新の大成功は、西郷の死を待つまでもなく、サイクルの次の過程に(即座に)廻ったこと。

そして、維持神は「伊藤博文」。
これは言うまでもないだろう。
憲法や国会を作り、その後の明治政府、近代国家の礎を築いた。


この様に、国家の大革命は、破壊->創造->維持のサイクルで成し遂げられるというのがわかるだろう。

中華人民共和国だって、孫文->毛沢東->周恩来だ。(蒋介石は明智光秀のポジションかな?)



信長、秀吉、家康、好きな戦国武将は?
と聞いた時に、やはり手堅い人気があるのは、「織田信長」だ。

じゃあ、好きな幕末の志士は?
やはり一番人気は、「坂本龍馬」だ!


なるほど、インド人に限らず、破壊神は人気がある。

亜寿加

2016-03-18 03:09:20 | ラーメン

2011.11.28 @faceook********************

久々に渋谷の某担々麺屋に行ってきました。
昔から行列が出来ている有名店ですが、自分にとっては、味はいまいちかな。

2~3年前に担々麺ブームがあったときに、味はだいぶ進化して、現在主流は豚骨ベース+ごまペースト多め。
ここはその前から営業していて、昔のタイプ(スープが鶏ガラベースのあっさりタイプ)。

5~6年前に食べたときには、うまいと感じたのですが、ブームの後に改めて食べてみると、古いと感じてしまいました。
まあ、あっさり好きにはいいかもね、今も時間によっては、列は出来ているし。


ちなみにブームの頃に出現した「汁なし担々麺」が、本当の担々麺だって知ってましたぁ?

元々、出前用に開発された麺食で、担いで運ぶ際に汁がこぼれない様に汁なしで楽しめるようにしたのが最初。
だから、「担々麺」(担ぐ担ぐ麺)って、言うの。

それを日本における中華の創始者、陳建民(あの鉄人、陳建一のお父さん)が、 「日本人はラーメンが好きだから」って、ラーメンのスープを加えたのが、日本の担々麺の最初。
(このときに同時に出来たスタンダードが、白ごま、タマゴ麺、鶏ガラスープ、と言う形、全て陳建民のアイディア。)

なので、日本では担々麺は汁ありがデフォで、汁なし担々麺って言う中国人が首をかしげそうなメニューが登場したというわけです。
その時の担々麺を食べたい方は、陳建民の愛弟子が原宿で店をやっているので、どうぞ。
ブーム後の担々麺が好きな人には、ちょっとあっさりかも。

********************2011.11.28 @faceook


これ書いてから5年ぐらいたったけど、未だにお客さんは入っているから、スタンダードとしては旨いんだと思う。
と言うか、一部のラーメンマニアだけが進化し過ぎているだけなのかな?

当時はディスっているだけだったので、名前は出さなかったけど、今回はちょっと褒めも入っているので、↓リンクしました。
まあ、旨いよ。



338407_181140551980115_140202139_o


食べログ→ 亜寿加

首都高7号小松川線で、篠崎から市川へ

2016-03-14 23:11:26 | コラム
京葉道路(靖国通り)を千葉方面に真っ直ぐ行くと江戸川に当たりそこに橋はない。

ただ、道路の上には首都高7号小松川線があって、篠崎から乗り市川で降りると、料金所が無いので橋の代わりに使える。
もちろん、そう言った使い方を想定した作りになっているんだと思う。
地元の人は当然、橋の代わりに使用していた。


小学校当時、オレも友達も、市川に遊びに行くときには、当たり前の様に、橋代わりに使用していた。
・・・自転車で(爆)Σ⊂( ̄□ ̄~j。

全くそう言うモンだと思っていた。何の疑いを持たずに、罪の意識すらなかったよ。
6年生の時、同級生が補導されて、全校集会で校長から注意があって、初めてイケナイ事だと知った。


現在、たまに「車で」通る事があるんだけど、よくこんな所をチャリで走っていたなぁ、危ねえなぁって思う。
現在の江戸川の小学生はどうなんだろう?

5年後の商品

2016-03-14 00:55:45 | コラム

2011.09.22 @faceook********************

「5年後の商品の60%は今の世の中に無いものだ」
これはソニーを設立するときに井深大が言った言葉だ。

これは、戦後~高度成長期に言った台詞なので、モノが溢れた現代には当てはまらないのではないか?


そんな事はない!

5年前には、iPhoneもandroidもなかった。
facebookも一般公開は4年前、Twitterもskypeもdropboxもevernoteも、snsすら5年前には片鱗しかなかった。

凄い時代に、凄い業界に生きている。

********************2011.09.22 @faceook



これを書いてから更に5年がたったけど、そこからの歩みはどうだろう?
スマホが出始めだった5年前よりは、若干遅くなったのかな?

今、仕事で使用している3種の神器、
 ・GitLab
 ・Redmine
 ・slack
これらも、5年前にはなかったよね?


更にこれから5年後の未来は?

人工知能が加わって、もっと便利な世の中になっているんだよ!
ワクワクするぜっ!
(〃^¬^〃)