インターネットがこれだけ普及した時代になって来ましたが、まだまだ新聞や特にテレビといったマスメディアに影響されていますね。
定年退職した現在、昼間のワイドショーを見る機会が増えて来ました。
影響、というより《翻弄》されているといっていいかもしれません。
もっと言うと《意識操作》といってもいいかも。
このことは以前から気になっていたのですが、今年になっても同じ。
どういうことかというと・・・
三が日は初詣など正月関連のニュースが多かったですが、これも一段落すると年末から引きずっていた兵庫県知事に対する百条委員会の話題が復活してきました。
それに合わせ、昼間のワイドショーはほぼその話題でした。
ところがロサンジェルス郊外の山火事が延焼のニュースが飛び込んでくると、今度はそのことばかり。
そしてトランプ大統領の就任式になると、山火事はどこへ行ったの?って感じで、この話題だけ。
関税やら、どれだけ大統領令に署名するかが話題になったけど、とりあえずは日本への大きな影響はなさそうだ、と分かると下水管破裂事故一色。
それが一段落した今はまた兵庫県知事問題が復活。
山火事もトランプ大統領就任式の時も延焼中だったし、兵庫県知事問題も継続中でした。
大きな事件が起こってニュースやワイドショーの話題になると、それ以外の事がマスキングされてしまいます。
もちろん視聴者が今何が一番知りたいか、というのを記事や放送してるんだろうけど、それに時間の関係もあるのかもしれないけど。
多分、世の中で大きな事件や事故が起こるたびにほくそ笑んでいたのは、裏金議員たちではなかろうか?
何しろ、国民の関心の矛先が自分たちから、新たに起こった事件・事故の方に向かうから、その間は少しほっとしてるかもしれませんね。
でも私は忘れませんよ。
国のため、国民のためと公約を掲げ《自ら》立候補したのに、ヤミ金作りに奔走してたとは。
まるで営利団体ではないか。
それに金銭感覚がマヒしてる。
我々は1円、10円でも意識しながら使っているというのに。
議員報酬を返上してもいいくらいなのに。
特に国会議員は無報酬にすべきだと思います。
または、民間企業の様に出来高報酬制にするとか。
多数決のためだけにいる、在職中なにもしない議員もたくさんいるし。
選挙の時だけ頭を下げるけど、国民を舐めてますな。
すみません、話が逸れました。
我々、というより我が家でもそうです。
先週まではワイドショーを見ながら斎藤知事について、あーでもない、こーでもないと妻と議論していたのに、誕生日のあった先週は天皇制について話をしている。
あっ、でも勘違いしないでください。
妻も私も今の体制は日本人にとって必要と思っています。
特に同じ病気を抱えている妻は、テレビを観ながら雅子さまをいつも気遣っています。
寧ろ宮内庁を批判していますね。
こんな風にインターネットがこれだけ普及している今も、個人が発している不確実なニュースより、やはりマスメディアに影響されているんだな、感じる昨今であります。