昨日、初めて札幌ドームで、プロ野球を観戦しました。
今年こそは、東北楽天の野村克也監督の試合を観たいと思っていました。その願いがかないました。
球場は満員に近い状況でしたが、いい席に座ることができました。イーグルスのベンチを見ながらの、観戦でした。
私にとって野村氏は、小学生・中学生時代、とても思い入れの深い人でした。
野村氏は、1980年頃、レギュラー出演のラジオ番組を通じて、私に著書をプレゼントしてくれました。
そこで私は、監督は、試合の作戦指揮をするだけではなく、人を育てる仕事をしていることを知りました。
選手の人生経験を支えている監督の視点を想像しながら、人間的な深い関心をもってプロ野球を観ることを学ばせてもらいました。
私はそれ以降、全球団の選手の成績を調べ、試合のシミュレーションを繰り返したりしました。そして、クラスで野球のチームを作った時、私は、監督兼キャッチャーになっていました。将来は、プロ野球選手になりたいと思った時期もありました。
私が京都にある大学をめざしたのも、野村氏の影響かもしれません。
リーダーでありたいという気持ち、リーダーには何が必要なのかという問題意識を、野村氏は、私にもたせてくれました。
野村氏は、ご自身が培ってきたマネジメントの心得を、全国の人々に紹介しています。
私は紆余曲折を経ながら、今、自立の道を歩んでいます。野村氏が、少年期の私に縁をもたせていただいていたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
今日は、お互いとも、順位が確定した後の試合でした。ファイターズが勝ちました。
クライマックスで再びイーグルスと対戦することを、願っています。