松山運転所は予讃線の松山駅に併設されています。
駅の裏手を歩いていくと、仲良く並んだ給水塔が見えてきました。
木造平屋も残っていて古き良き運転所という佇まいです。まずは手前の古そうな方から観察
円柱状のコンクリートに鉄製のタンクが載ったタイプです。上部に明り取りの窓があります。
もう一方はコンクリートの架台にマンションの屋上にあるような貯水タンクが載ったタイプ。
こちらのが比較的新しそうです。給水塔の手前にも貯水タンクが置いてありますね。
運転所で大量に水を使うとなると昔はSLの給水が考えられますが、現代なら車両の洗浄用でしょうか。
どちらの貯水タンクも形鋼を挟んで置いてありました。手前のタンクは錆の侵食が心配です。
松山運転所は駅の高架化に伴い北伊予~伊予横田間に移転することが決定しています。
周辺の用地買収も進んでいました。この給水塔も残念ながら移転後は見納めになることでしょう…