秋田総合車両センターはJR東日本の車両検査や改造、解体まで請け負っている車両工場です。
昨年10月の一般公開に行ってきました。少し古いですが秋田車両センターの公開はこちら
機関車から電車まで幅広い車両の整備を行うため、多くの工場棟が立ち並んでいます。
そんな構内ではトラバーサーが活躍します。まずは入口に近い方から見学しました。
20m級の下路式トラバーサーです。制御盤側の側面にある車輪が駆動輪になっていました。
制御盤とコードリールは中央部に集約されています。
ピットにグレーチングの歩廊があるからか、キャットウォークは付いていませんでした。
ピットのレールには融雪用と思われるパイプが張り巡らせてありました。さらに消雪パイプで中央部にも散水しているため、ピットのコンクリートは地下水の成分や錆により赤茶けてしまっています。
この現象は長岡市の道路で有名ですね。
乗車体験は締め切りだったので撮影に専念。使用車両は入場中のオハニ36でした。
自走仮台車を使用してトラバーサーに入線しています。専用の横断幕付きです。
仮台車で車高がアップしているため無線アンテナがこすりそう…
オハニの前に立っている係の方がリモコンを使って仮台車を操作しています。
往復移動して終わりかと思いきや、停止場所でオハニが前進を始めました。
そのまま工場棟の間の線路を進んでいきます。
立ち入り禁止のロープが張られてしまいました。
オハニの行方は如何に??
真相はその2へ続きます。