2013年11月2日、秋田DCに合わせて弘前運輸区の一般公開がありました。
毎年公開している場所ではないためこのチャンスは外せません。
道路からだと運輸区の建物がうまいこと邪魔していて全然見えないんですよ
かと言って駅構内からだと留置車輌が視界を遮ってるし、難易度の高い転車台でした。
到着した時にちょうど回ってました。やっと全体を見ることができた!
保線用のモーターカーが載っていますが、20m級なのでかなり持て余してますね
この転車台は上路式でおそらく3点支持型です。桁の作りは秋田と似てるかな
ロック機構は両側ノック式。ノック受けのレールの下には鉄板が敷かれています。
ピット内にあるホースは冬場に溜まった雪をお湯や蒸気で溶かすのためのモノ。
ただ、最近は転車台を使うこと自体が減ったため、ホースは使用せずピットは専ら雪溜めと化しているとか。稼働させるときはスコップでかき出すみたいです。
ヤグラの下にある箱はインバータ収納盤。転車台も進化しているようです。
そういえば直方の転車台もインバータ駆動に改造されてましたな。
ピット側壁に銘鈑が貼ってありました。完成して10年も経つことに驚きです。
円周軌条の外側には融雪用の配管が巡らせてあり、先のホースと繋がります。
上写真のレールの継ぎ目部だけ外側に迂回している配管がそれです。
牽引車(操作室)は操作体験中
一般公開の企画時は手回し体験を考えていたそうですが、空荷で回してみたところ大人4人でも重くて大変だったとか。それで牽引車の操作体験に変更したそうです。
この話を聞いて支持方法はバランスト型ではないなと思いました。
最初から電動で設計された転車台は3点支持型しか見たことないってのもありますけどね。
車両に乗って回転する体験は何度か経験がありますが、牽引車の操作は初めて
マスコンやブレーキハンドルはなく、小さなローターリースイッチが1つだけありました。
線路に合わせて勝手に停止してくれる自動モードと、低速・高速・停止を自分で操作する手動モードの2パターンを選べます。手動モードはなかなか難しかったです…
2016/9/20 追記
青森県・函館デスティネーションキャンペーンでSL銀河青函DC号が運行されました。
当日は転車台が公開されているとの情報をキャッチしたので久しぶりに弘前運輸区へ向かいます。
C58 239が奥羽本線を走ることも珍しいですよね。20m級のテーブルなので前後に余裕があります。
三連休は台風の影響で全国的に天気が良くなかったようですが青森は晴れ間が多かったです。
専用のヘッドマーク。小さいですが下の方に青函DC号の文字も入っています。
見学したのは9/17(土)でしたが、19日(月・祝)は赤いナンバープレートで運行されたとのこと。
さらに転車台の転向も通常半回転のところ1回転半という大サービスだったそうな
18日(日)は運行がない代わりに青森駅で車両展示会が開催されています。
一泊して新青森経由で帰ったので寄れないこともなかったのですが、先約がありましたのでスルーです。
ちなみに青森の転車台は数年前に撤去されているため、信号場のデルタ線を使って方転します。
試運転で慣れてきたのか、手際よく転向を終えて整備地点へ戻っていきました。
最後にお約束の原点復帰。DE10やクルージングトレインもいたのでイベント会場のような雰囲気でした。
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弘前の転車台は中からも外からも狙ってダメだったので
あきらめていたのですが、こんなイベントがあったんですね
しかも牽引車を動かせるとは
釧路とここはまたアンテナを張って見に行けるように精進したいと思います
こんばんは
ほんとここの転車台はもどかしい位置にありますよね
もしこのイベントがなかったら、駅前の東横インに泊まってみたかもしれません(笑)
ディスティネーションキャンペーンの開催地はイベントも多くなるので要チェックです。