車体を外してプリズムの光り方を見てみます。前回と同じく露出補正済み。
LED自体は眩しいのにヘッドライトはどうもパッとしません。
方向幕は明るいのでヘッドライト用のプリズムに問題があるのでしょう。
ライトケースを分解してみます。
シールスルーの運転席や方向幕パーツの取り外し機能などに技術の進歩が伺えます。
ヘッドライトのプリズムはかなり複雑な作りをしています。2ピース構造になっていました。
まず着色プリズムを通して疑似電球色(黄色)になり、そこからカエルの足のようなプリズムを通って出口に至ります。矢印の所ではプリズムが大きくエグられており、さらにその先で屈曲しているため光の減衰が大きいのも頷けました。
つまり、着色プリズムを透明の別物で代替したとしても色味は改善できるが輝度の向上は見込めない、ということです。
オリジナルのプリズムの使用は諦めて自作することにしました。
光ファイバーを半田コテに近づけながら導光路の形に整えていきます。
径はφ0.75。方向幕のプリズムは使用するので不要な部分をカットしました。
ライトケース側は光ファイバーが固定されるようにプラ材でガイドを追加しています。
新しい導光材をセットした図。方向幕の取り外しに用いる黒いパーツは光ファイバーと干渉するので撤去しました。曲げ方によっては干渉しない個体もありましたけどね。
これでショボくれた黄色いヘッドライトから眩い白色のヘッドライトに変化しました。
オリジナルのプリズム(LEDは常点灯化済み)
光ファイバーに交換後
顔のマスキングテープはご愛嬌で。レンズは不要になったプリズムの先端を使用しますが、透明で非常に細かいため一度紛失するとゴミとの区別がつかなくなります。
紛失してしまった分については銀河モデルのN-081を使用することにします。
肉眼ですと下の画像くらいの輝度があります。ちょっと眩し過ぎるくらいかな。
電球色化はまた後ほど
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