セルフハンター:自分探しの旅ガイド

心の底に眠り続ける本当の自分があなたの迎えを待っている

弱点の克服は”今”しよう

2015年03月08日 18時42分53秒 | 自分探しの旅ガイド -:理論


全ての人に、今の人生で学ぶべき課題がある。
それは避け続けることで弱点となり、
いつか必ず弱点に対応しなければならない時が やってくる。

弱点は取り組むまで常にあなたを執拗に追いかけて、
あなたが無視できない程にどんどん大きくなってゆく。
(この法則は年をとるに従って納得できるようになる。)

「自分ができるわけがない」「失敗するに決まっている」「恥をかきたくない」
という感情がチャレンジに踏み出すことを躊躇させ、失敗は避けられるが、成功の機会をも失う。
そうした弱点を持つことでチャンスを逃し続けてしまい、自分の可能性を潰してしまうことになる。
これらの感情は、過去の経験や環境から身につけてきたもので無意識に深く定着してしまい、
なかなか変えることができない。

誰もが痛みを嫌う。恐怖に感じるもの、避けたいもの、苦手なものに対応することは、感情的な痛みを伴う。
だから成長するにつれて、それらを遠ざけることが巧みになる。
忙しさや経済的ゆとりのなさは言い訳にはならない。
お金があったらあったでお金でチャレンジを避けようとするし、
時間があっても他のことに時間を費やして弱みに対応する時間がないと自分に思い込ませる。

人間は自分に嘘をついて欺いてゆくことが本当に上手なんだよ。
それは怠け心、エゴ、恐怖など理由は様々だが、
結局は克服は自分の強い望む次第だ。
その望みと論理的思考で、自然と自分が今何をするべきなのかが明らかになる。

実際、柔軟性のある若さのパワーゆえに短期間で乗り越えられることが、
年をとると思想、言動に堅固になりすぎてしまう傾向にあり、
新しい状況でのチャレンジに臨むことがより難しくなる。

なお、選択の余地がない切羽詰まった状態や大きなショックによって
人生を変える機会を与えられることもある。
極限に追いやられたからこそ乗り越えられることもある。

その例として、ポルトガル人の知人の話だが、
親戚中に嫌われていたとても意地の悪いお金持ちの叔父がいて、
勿論だれとも財産を分けようとしなかった。
ある日庭で足を滑らせ、岩に頭をぶつけ、頭をかち割り生死をさまよったが、
奇跡的に後遺症もなく回復した。
その経験が彼の岩のような心を破壊させ、人格が全く変わり、
愛情に溢れた人間に変わったとのこと。

こうした状況まで待つことはあまりお勧めしない。
若いうちにできる限り自分の弱点つけ、それを克服してゆくことを大いに進める。
虫歯は小さいうちに治療しないと後にはさらに痛みは増し、より複雑な治療を要することになる。

弱点への挑戦はプラス思考の態度が有効的。
「よくやった!」と自分をほめちぎろう。

想像した恐怖に欺かれるな。現実にやってみたらそれほど恐怖でもない。
弱点に挑戦してゆくことが他の生活面へのプラスの影響が納得できはじめたら、
ゆるぎのない自信となってゆき、ますます挑戦をするモチベーションとなるだろう。

自分の中の自然を思い出す①

2015年03月08日 18時26分32秒 | 自分探しの旅ガイド -:理論

本当の自分とは自然の一部であることを
私たち人間は忘れてゆくように生活をしている。

家、家具、車、道、といった人工物に囲まれて、
社会で要求される行動をとり、それらが現実だと思い込む。

自分のとるほぼ全ての行動は他者を見本にしてきたもの。
「真似る」、ということも自然の行為の一つだが、
人はそれが大半を占めてしまい、自然の衝動を押し殺すように訓練して、
自分に自然の衝動があることさえも忘れてゆく。

木花、犬や猫達は自然の衝動に沿って生きている。
猫は鳥を見たら狩りの衝動にかられ、
ダンボール箱を見かけたら中に入る衝動にかられる。
時に私たち行動を真似ようとしており、うち猫はスリッパを履こうとし、
朝には私の頭を撫でて起こそうとする。
(人間の皮膚の弱さを理解していないので、私が痛がっていることがわからないが、
朝5時に私を起こしてご飯にありつくという目的は確実に達成している)

心身症の原因は心の中の葛藤にあるという理論がある。
自然の自分から発する衝動を社会の常識に沿うように
厳しく取り締まりすぎることの問題を提示している。
お酒で人格が変わったり、記憶を無くしたりすることは
こうした理論をサポートしている。

自分の中にどのような自然、衝動があるのか理解し、
その衝動を安全に解放できる状況を与えてあげられることが理想的だ。
アウトドアやスポーツを楽しむことは効果的である。
また日本から世界に広がったカラオケは、
利用方によっては衝動の解放に素晴らしい道具だと私は思う。

自分を取り戻すことで、演じることにエネルギーを費やすことが減り、
エネルギーの流れが円滑になり疲れにくくなる。
自分の役割を理解してゆくことになり、何事にもやる気が出る。
また、自然とつながりを思い出すことで、想像力や洞察力が増す。

海外で通用しない日本での常識 ①

2015年03月08日 01時16分04秒 | 海外で自分探し:バイト
『お客は神様ではない』

海外のバイトで驚くことは、お客の注文がやたら多いこと。
味が薄い濃い、パンが乾きすぎている、料理が冷たい、待ち時間が長い、
値段が高すぎる、音楽がうるさい、マフィンはいつ作ったものなのか?

お客に好かれたいからとお客を甘やかしすぎてはいけない。
ペットの飼い主や子どもを持っている人には理解しやすいのではないだろうか。
甘やかし過ぎるとつけあがる。お客も同じで、強気になって、無料にしろなど利益を得ようとしてくる場合も多い。

人間関係とは常にパワーゲーム。(結局これって動物の本能だね。)
海外ではそれがより顕著に行われる。
日本人は 和を保つようにお互いに距離を置き、物事をはっきり言うことを避けるが、
西洋では日本人のこのような態度は弱さと考えられ、利用されたりいじめのターゲットとなる。

各お店によって異なるが、甘やかせる暗黙の境界がある。それを知っておくこと。
境界を越えようとしたら始めは柔らかにはっきりと「ノー」と示す。
それが理解できない人には強い態度で理解させねばならないが、
やっかいそうだと思ったら自分で立ち向かうことは控えてマネージャーにすぐに任せたほうがいい。
そういったことに対応することがマネージャーの役割。

理想としては、「いいお客である限りは良いサービスを提供してあげる」
というメッセージを言葉で言わなくてもエネルギーで伝えられることだ。

また、海外バイトではいちゃもんをつけることを趣味にしている人が思った以上にいることに慣れなければならない。
これは惨めなパワーゲームの典型。
日本人留学生はそうした人間関係に慣れてないことからストレス解消の餌食となりがち。
こうした嫌な人はどこでも避けることはできないので、「嫌がらせには動じない」、
という態度を身につけてゆくことが必要。

いじめっ子の醍醐味は相手が嫌な思をすること。
だから、反応がないとつまらないので別のターゲットを探す。

基本的に、極力お客との衝突は避けるべきだ。
北米では間違いを認めないことが徹底している。
自分の間違いを認めないよう手を尽くして、どうにかしてあなたの間違いにしようとするだろう。
また、不機嫌な態度、嫌な顔であなたが気分を悪くさせたこという点に問題をすり替えようとする。
それに乗ってしまって感情を取り乱し悪い態度を見せたら、マネージャーに「あの子は態度が悪いから首にしたほうがいい」
なんて告げ口されることは日常茶飯事だ。

基本的に自分に本当に非がない限りは極力謝ることは避けること。
相手に恥ずかしい思いをさせずに、弱みを見せずに、さわやかにノーと言う。
こうした態度を 身につけていくには自己理解を深めることがとても役にたつよ。