宇宙時間 ソラノトキ

風樹晶・かざきしょう

勝手に趣味ブログ
のんびりしようよ

霜柱 

2009-01-05 20:39:34 | ウチの庭
今年始めに家の庭で撮った霜柱

撮影日不明(携帯電話内のデータ消してしまったのです)

1月 多分1~4日のどれか というのは、間違いないのですが・・・

一年のしょっぱなから 間抜けです
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みらーじゅ 46

2009-01-05 08:40:09 | 小説 ミラージュ
「よし、そこだ。もう少し」
 水際で声援を送るレト。
 黒蛇は、水面にj顔を出すと口を開けて ぱくん と、それをくわえ込んだ。
「よし、やった」
 それをくわえて戻ってきた黒蛇にレトとグリシーヌが拍手で迎える。
「えらいですわね」
 グリシーヌが人差し指で黒蛇の頭をなでた。
 あと、問題は、意識のないグルラディーヌと居場所不明のチョウカだ。
「ん? どうした?」
 黒蛇が、レトの服のすそをくわえて引っ張っている。何か言いたそうなのだが・・・。
 幾度も首を水の向こうへ伸ばしてみせる仕草をして、二人の顔を見上げる。
 二人が黒蛇の首を伸ばす方向を見ると、そこには、グルラディーヌを閉じ込めた生命樹の根の檻だ。
「もしかして、そこへ戻りたいんですの?」
 グリシーヌの問いに、黒蛇が頷くように首を縦に振る。
 黒蛇としては、グルラディーヌの元へ戻りたいが、それには水に入りさらにその木の根を登らなくてはならない。自力でそこまでいける自信がない。だから、二人に何とかしてあそこへ戻してもらいたい。
「そう言われましても・・・・、あ」
 グルシーヌがレトに何事か耳打ちする。
「ん、それしかないか。おい、蛇、こっちこい」
 レトが足元の蛇を掴み上げる。そして、
「よし、覚悟しろよ」
 言った後、黒蛇をクルラディーヌに向かって放り投げた。

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