確かに入学時期が9月の国(ヨーロッパと北米の多く、日本周辺では中国、ロシアなどがそう)は多いが、9月でない国も少なくない。韓国は3月で日本の4月と近い。シンガポールは1月(新年に合わせるという考えからか?)、オーストラリアは州によって1月~2月、パナマは日本と同じ4月。あと、9月入学の国は北半球に多く、南半球は9月でない所が多いらしい。
9月入学制を導入するにはさまざまな難題があると思う。何を変えて何を変えないかという問題も多く出てくるだろう。秋には運動会もあり、入学して間もなく運動会の練習が始まるのもどうかと思う。
企業の新卒採用も4月。会計年度が4月~3月なので好都合だろう。ちなみに、各国の入学時期と会計年度は一致しているとは限らない。
日本は4月入学でうまくまとまってきたのだから、変更すべきではないと思う。
コロナが収束して学校を再開しても大丈夫になっても、9月まで待たされるとなると、それはそれでリスクが伴う。休校が長かったために、学校生活に適応できない、登校を渋るなどといった心の問題を抱える児童生徒が多く出るおそれがある。
小池百合子東京都知事は「混乱している時にしか社会は変わらないじゃないか」と言って、9月入学に賛成を表明した。
混乱している時にしか社会は変わらないというのはある意味言えることだが、そこで変えるべきなのは9月入学の導入ではなく天皇制の廃止だと私は思う。立皇嗣の礼が無期限延期となったこともあり、今がその好機ではないか。
天皇制を廃止して共和制に移行したからといって国民の普段の生活が変わるわけではない。唯一変わることは元号が使われなくなって西暦のみを使用するようになることくらいで、それ以外は国民が生活する上で特に変わりなく、悪い影響が出ることも到底考えられない。皇室がなくなって天皇や皇族だった方も職業、居住地、自分の人生が自由に選べるようになる点で良いことだ。だからこそやるべきだと思う。
以前から憲法改正議論がある。改正するなら共和制の憲法を作るべきだ。
生前退位-天皇制廃止-共和制日本へ
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